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そしてしばらくすると侑李と大貴を除く全員が集まってきた。
休暇中の涼介と私までここにいることに皆驚きながら部屋に入ってきた。
光「あと大ちゃんと知念だけど⋯。」
圭「どうしてAも?」
宏「緊急事態なんだって。⋯大ちゃん来るかな⋯。」
バタン!
大「ごっっめんギリギリだ!!」
会議の定刻になる直前慌てて大貴が入ってきた。
その顔は焦っていながらも先程までの怒りがまだ抑えられてないのか、心做しか煙のようなオーラを纏っているように見える。
さっきまでの状況を知る慧と涼介と宏太と私は思わず大貴を見て口を噤んだ。
大「え、なんで山田とAも?」
宏「あとは知念だけか。」
「いや、その事なんだけど⋯。」
私は昨日のことを皆に話した。
早く助けに行かないと侑李にまた危険が及ぶかもしれないことも。
相手がまじで厄介な魔法を使ってくることも。
雄「⋯⋯それちょっとやばいんじゃね?知念が人魚とか本当か?」
「この目でしっかり見てる。」
裕「Aと魔法でまともにやり合えるなんて⋯相当強いってこと?」
涼「チートだ。あの男、黒魔術使ってるって。な?」
「あぁ⋯。」
宏「黒魔術だって⋯!?そんなの」
バンッ!
大「⋯⋯⋯⋯誰そいつ。そんな大罪人絶対許せるわけないんだけど。」
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作者名:ねむり | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Yamane/
作成日時:2022年10月16日 23時