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「な、なんだこれ!?」


『さぁ帰りなさい。ショーはとっくにTheENDですよ。』


涼「A!」
















気づくと床に魔法陣が展開されていて、その床は底なし沼のように蠢き私達の体を沈ませていく。

伸ばした手と反対の手で沈む涼介の腕を掴む。
頼む侑李、手を伸ばせ⋯⋯!!
















『混沌に沈むがいい⋯。』
















ずるんっと急に体が吸い込まれた。
侑李が身を乗り出して目の前まで近づいていたが、次の瞬間視界は闇に染められた。
私と涼介は強制的にテントから追い出されてしまった。








ドサッ!







侑「⋯⋯⋯っ⋯⋯!」


『貴方は行かせませんよ。私の大切な作品ですから。』


侑「⋯、⋯!!」


『はぁ⋯やはり美しい。禁術とはいえ自らの手でこんなに美しいものを作り出せるとは⋯⋯⋯⋯。⋯⋯次は涼介王子をベースにするのもいいかもしれませんね。肌を美しい鉱石にしたり⋯』


侑「!!」


『⋯⋯妬かないでください私のMermaid.大丈夫ですよ、貴方のお友達は皆良い素材の持ち主ですからきっと美しくなれます。お友達と皆で居た方がたのしいでしょう?』


侑「⋯。」





侑(皆、助けて⋯⋯⋯⋯⋯⋯。)

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作者名:ねむり | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Yamane/  
作成日時:2022年10月16日 23時

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