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テーブルには小さな1口大のサンドイッチやピンチョス、ちょっとしたデザートが綺麗に並んでいた。
すごい⋯
どれも美味しそう⋯というか、綺麗で可愛い！
本当に食べれるのかしら⋯
まじまじと料理を見つめては、ハムと胡瓜のサンドイッチを手に取り1口。
｢おいし⋯｣
とても上品な味がした。
でも、やっぱりパンやサンドイッチはシーラのお家のが一番かな。ふふん。
｢お飲み物はいかかですか、A様。｣
バーカウンターの方を振り返ると、素敵な笑顔の男性が居た。この方も黒い燕尾服⋯
ふわりと柔らかい微笑みを浮かべていた。
確か⋯コウタさん、でしたっけ
って、あら？この人どこかで⋯
｢⋯郵便屋さん⋯⋯？｣
｢今朝はどうも。｣
｢⋯主様が郵便屋さんのお手伝いをしていたんですね。｣
｢誰かの為に何かをするのが好きですから。人助けも、おもてなしも。｣
｢素敵ですね。｣
おもてなしが好きな主様⋯変わってるなぁ⋯
あれ？おもてなしが好き⋯？
このフレーズどこかで⋯
｢喉乾いてませんか？何かお作りします。｣
｢あ⋯ありがとうございます。じゃあお願いします。｣
コウタさんは手際よく飲み物を容器に入れて振る。
グラスに淡いブルーの液体が注がれる。
｢どうぞ。A様をイメージしたカクテルです。｣
｢綺麗⋯｣
夜明けの空に乳のように濃い白霧が混ざったような。
ぼんやりと綺麗な青色。
少し躊躇いつつグラスに口をつける。
｢美味しい⋯！｣
｢お気に召していただけたようで何よりです。｣
甘い、けど、花のような果物のような香りが鼻から抜ける。
お酒特有のほんのり熱い苦味も感じる。
いつの間にかグラスは空になっていた。
美味しい⋯いっぱい飲めちゃいそう。
じんわりと体が熱くなる。
ふわふわといい気分だ。
あれ⋯なんだか、視界がぼやけて
ゆらゆら揺れてる⋯
｢A様！？｣
遠くで名前を呼ばれた気がする。
あれ⋯私、
おさけ、って、のめた⋯⋯っけ⋯⋯⋯
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ねむり(プロフ) - PINK_zarame1130さん» ありがとうございます*(^o^)/*こんなガサツな脳内妄想で申し訳ないですが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです！次の更新まで暫くお待ちくださいm(*_ _)m (2020年1月3日 2時) (
レス) id: 48a0a8985c (このIDを非表示/違反報告)
PINK_zarame1130(プロフ) - 凄く面白いです! 更新楽しみにしてます笑！完結頑張ってください(^-^)応援してます。 (2020年1月1日 2時) (レス) id: d9cb91b44a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねむり | 作成日時：2019年12月21日 23時
