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大広間に戻るとパーティはまだまだ続いていた。
でも、さっきまでとは違った。

私が通る度にほかの人たちの目線が自分に向いているのがわかる。
お化粧したから?
それとも、何か付いてる⋯?

なんだか恥ずかしい気持ちと不安な気持ちが降り混ざった気分で会場にいた。









「随分素敵になられましたね。」









大勢の人の中に、確かに聞きなれた声を耳にした。
振り返るとそこには、









「ユウトさん⋯!」









燕尾服を来たユウトさんが立っていた。
首からは少し大きなカメラを下げていた。

燕尾服ってことは⋯ユウトさんも御屋敷の主さんだったの⋯!?なのに私⋯

私は咄嗟に頭を下げる。









「すみません⋯御屋敷の主様だったとは知らず、馴れ馴れしい態度をとってしまいました。御無礼をお許しください。」


「大丈夫ですよ、そんなに固くならないで。それに私は無礼だなんて思ってないです。貴女とお話出来て楽しかったです。」









顔を上げると優しい笑みを浮かべるユウトさんがいた。
素敵⋯本当にどこかの国の王子様みたい。









「⋯ありがとうございます。」


「それにしてもまた一段と綺麗になりましたね。」


「⋯っ!!!あ、は、あの、はい。えっと、んー⋯ケイさんに、色々やって頂いて⋯。」


「ふーん、やるね。いのちゃんも。」









そう言うと私の腕を引いた。









「せっかくですから、少し撮らせて頂いてもいいですか?」


「撮⋯!?は、はい。」

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ねむり(プロフ) - PINK_zarame1130さん» ありがとうございます*(^o^)/*こんなガサツな脳内妄想で申し訳ないですが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです!次の更新まで暫くお待ちくださいm(*_ _)m (2020年1月3日 2時) (レス) id: 48a0a8985c (このIDを非表示/違反報告)
PINK_zarame1130(プロフ) - 凄く面白いです! 更新楽しみにしてます笑!完結頑張ってください(^-^)応援してます。 (2020年1月1日 2時) (レス) id: d9cb91b44a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ねむり | 作成日時:2019年12月21日 23時

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