フランセジーニャ3 ページ16
h「まずはステーキ肉を用意します。」
「おぉ!もう美味しそう。」
a「それは早すぎるだろ。」
h「あと厚切りのベーコンとチョリソー。」
「おぉ⋯?肉々しい。」
結構な厚みの牛ステーキ肉をフライパンで焼いていく。
同時にベーコンとチョリソーも焼く。
このフライパン肉しか入ってない。
油の音といい匂いで余計にお腹がすいてきた。
うわーもう食べたい。
これだけの肉をがっつくってちょっとした夢だよね。
h「んじゃこの間にパン焼いといてー。」
a「はーい。」
h「いのちゃんはポテトも揚げて。」
i「おっけい。」
少し厚切りの食パンもトースターで焼く。
で⋯ポテトも揚げると。
なんだろう。サンドイッチ?
クラブハウスサンドみたいな感じになるのかな。
h「よし、ここらで乾杯する!」
「なんで!?」
h「なんでも!!」
冷蔵庫からビールを取り出し皆の手元に。
グラスに注がれる金色の液体と真っ白な泡。
見てるだけでも喉が鳴る。
a「はいじゃあ皆さんお疲れ様でしたー!」
i「かんぱーい。」
h「あー美味し!」
「うん仕事終わりの一杯やっぱり美味いよね。」
あーこの喉越しとキレ⋯最高。
仕事終わりの体に染み渡るー⋯。
h「⋯で、この残ったビールはこう。」
「えー!そこに入れるの!?」
肉を焼いてるフライパンの横には小鍋が1つ。
中はトマトソースみたい。
ここのトマトソースすっごい美味しいんだよね。
瓶に少しだけ残ったビールをひかはなんの躊躇いも無くトマトソースの中に入れた。全部。
なんだろ⋯ヤケになってるわけではないんだよね?
83人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ねむり | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Yamane/
作成日時:2023年5月31日 15時