第11話 イケメンの指導 ページ11
「では役割を確認する。整備委員は伯方、北野。用具委員は林、田畑。報道委員は長七、A。その他は人命救急委員だ。では解散!」
「は〜疲れたぁ〜」
約1時間にわたる会議は終わり、私たちは報道委員に任命された。
「なんだか面倒な役をになっちゃったね」
長七君は申し訳なさそうに頭を掻いている。
「いや全然!俄然、やる気出るよ!」
「そっか…良かった」
笑顔……やっぱ、り見た、ことが、…長七くん…聞いてみる…?
「っ……長七君」
「ん?なに?」
「…………部活!今日から!い、急がないと!」
あ〜もう私ったらウルトラギャースフーリッシュマン!!
「…っあそっか!今日から始まるんだよね。忘れてた。シーズちゃんも呼ばないと…」
あ〜ダメだ…。ちょっと気まずい。ううん。切り替えよう、切り替えが大事だ!
ーミニ四駆ダンス部 部室ー
「おっ、長七君とAくん来たね。もうシーズ君もいるし、練習始めようか!」
「はーい」
練習は2人組を組んで行う。私は元木先輩と組むことになった。
「よろしく!えーっと…」
「Aって言います」
「あぁそうそう!じゃあ始めるぞ!」
「はい!よろしくお願いします!」
いやあ本当に元木先輩で良かった。…論先輩とはもう目も合わせられそうにない。
「あーもう何度も言ってるでしょ!?背筋は正して、そのまま……違うってば!」
「も〜何なんすかー」
長七君は論先輩と組んだようだ。ご愁傷さまで候。
「じゃあまずは、ミニ四駆を足につけて立つ練習、そのあと発進してみるぞ!」
「はい!」
ー1時間経過ー
パンパンッ
「はーい休憩ー」
灘花先輩が手を叩いた。
「うぇーい」
「それと少し話があるんだけど」
「何?廃部?」
「違うよ論…その真逆。
今度の体育祭、閉会式でミニ四駆ダンス部の一分間のパフォーマンスタイムを与えられた」
「「ええっ!?」」
「内容は自由、僕たちがプロデュースするんだ。いいか皆んな、これはチャンスだ。この体育祭で成功を治めたら、ミニ四駆ダンス部の立場は良くなる。これからの練習は、そういう事を意識しながらやってくれ」
体育祭ってことは、たくさんのギャラリーが居て…
私たちはまだ素人で…
もう練習時間は二週間程度しかなくて……
何だそれ……
すごい、燃える!!
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モッッッッ(プロフ) - はい!!!ありがとうございます!! (2018年1月8日 22時) (レス) id: 19e25ee5f7 (このIDを非表示/違反報告)
最中(プロフ) - とても面白いです!続き待ってます! (2018年1月8日 10時) (レス) id: 246d24c4fe (このIDを非表示/違反報告)
モッッッッ(プロフ) - おっそうだな (2017年9月23日 16時) (レス) id: 2e7e45d23c (このIDを非表示/違反報告)
名無しさん - 面白いのですが、三点リーダ(…)は基本二個セットで使ったほうが良いかと思いました。 (2017年9月23日 11時) (レス) id: 2e7e45d23c (このIDを非表示/違反報告)
モッッッッ(プロフ) - ありがとうございます!これからも読んでくださると嬉しいです! (2017年9月18日 18時) (レス) id: 2e7e45d23c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モッッッッ | 作成日時:2017年8月9日 18時