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sideT. 29-2 ページ41
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……のは、ほんの一瞬で、
「なにやってんの!?」
突如キレやがった。
「は?」
「なにやってたの!!」
「寝てたんだよ。見りゃ分かるだろ」
「誰かいるの!?」
「はぁ?」
「家の中に誰かいるんでしょ!!」
「いねぇよ」
「いる気がする!!」
「誰がいんだよ」
「女!」
「はあ……?」
「確認の為にお邪魔する!!」
「もう……なんなんだよ……」
何をどう思ってそんな考えが出てくるのか理解出来ねぇ思考を持つAは、言うだけ言って俺を押し退けズカズカと中に入って行く。
そしてそのまま寝室まで大股で近付くと、勢い良くそのドアを開け──…
「誰かいた?」
立ち尽くすAにそう問い掛けると、「……いないっぽい」って小さい声が返ってきた。
*
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作者名:ピカ | 作成日時:2016年6月16日 0時