いつからだろう (ページ21)

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第２０話… ページ21

そしてみんなは着替えて第２ゲートに集合した

私の踊る場所は大野くんのとなりのはずだから大野くんの横

大野「頑張ろうな！」

『///っ……うん！』

＜次は、三年生による沖縄民謡です＞

そして私達は音楽に合わせてグラウンドに３つの２重円を描いた

そしてみんなで楽しく踊った

そして……

たま「いよいよ男子の騎馬戦が始まるね」

まる子「うん、楽しみだね」

丸尾「おおおお、ズバリ、私の心臓が非常に高まっているでしょう！」

……ι

まる「丸尾くん大袈裟だねι」

丸尾「もし怪我でもしたらどうするのですか？私の母さんも見に来ているのに」

はまじ「おい行くぞ」

丸尾「あ、わっ私お腹の具合が……」

はまじ「来い！」

そして向こうでは……

大野「みんな怖がるな！気迫で相手を圧倒するんだ！」

杉山「ピンチになったら俺と大野が助けに行く！ヤバくなったら俺達を呼べ！」

男「「おお！！」」

大野「よし行くぞ！」

そしていよいよ騎馬戦だ

先生「騎馬戦よーい！」パンッ

丸尾くんは３つの騎馬に囲まれてるけど大野くんと杉山くんが助けて、そして二人はいったん離れたようだった

まる「すごいすごい！やっぱりあの二人やってくれるね！」

たま「うんうん！大野くんと杉山くんも絶対負けないもんね！」

まる「うん、あの二人が負けるなんて信じられないもん」

嫌な予感がした

私はずっと両手を握ってグラウンドで繰り広げられている騎馬戦を見つめていた

白組が優性だったけど、大将である大野くんが４体の騎馬に囲まれてしまっていた

『「「あっ！！」」』

大野「杉山ー！！助けてくれー！」

杉山くんもすぐ大野くんのところに向かおうとしたけど相手に足止めされて、

そして大野くんの帽子は取られてしまった……

『大野くんが負けた……』

たま「あんなに敵に囲まれちゃ無理だったわよ。大野くんよく頑張ったよ」

まる「もう一歩…もう一歩杉山くんが駆けつけてくれれば、大野くん負けなかったかも」

それから大野くんと杉山くんは何もしゃべらなかった

私の中学年リレーのバトンパス

杉山くんからもらったバトンを大野くんに渡す……
それが、何かすごく、胸が苦しくなった

.

すべての競技が終わって私達は大野くんと杉山くんの様子を見ていた