いつからだろう (ページ14)

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第１３話… ページ14

みぎわ「では始めましょう」

まる子「また走るのね……ﾊｧ…ﾊｧ…」

『まるちゃん…』

たま「しっかり」

その頃男子の方では…

大野くんと杉山くんが騎馬の上にのって帽子をたくさんとっていた

『あの二人強いね』

まる子「うん」

たま「あの二人がいればうちのクラスは負けないわよ」

『今練習だからクラス内でやってるけど、本番は他のクラスが敵だからうちのクラスは一騎もやられたりしないわよ。きっと』

まる子「うん」

大野「よーし、朝の練習はこれまでだ！放課後に応援の準備にとりかかるぞ！」

杉山「授業が終わっても帰んなよ！」

.

授業中、まるちゃんは居眠りをしていた。

先生「さくらさん、さくらさん？」

先生の声でまるちゃんの目は覚めた。

先生「今朝の練習で疲れたのかな？」

まる子「あ、ああはい、練習で疲れてつい…」

遅刻してきたのに何を言うか

はまじ「先生」

先生「はい」

はまじ「先生、僕も練習で疲れたのでもうお腹が空きました」

クラスに笑いが広がった。

.

そして放課後……

私はポスターの係の仕事で絵を描いていた。

『まるちゃん、ポスターってこんなのがいいかな？』

まる子「すごい！白虎だ！」

『まるちゃんの方は順調？』

まる子「全然」

そしてまるちゃんは絵を描き始める。

荷物をもって通りかかった杉山くんが……

杉山「なんだこれ？お前センスないな」

まる子「何さ！まだ考え中なんだから余計なこと言わないでよ！」

杉山「みっともねぇ旗作るなよ」

丸尾「みっともないのはズバリ、さくらさんの十八番でしょう！ありやありやありやのゆ～」

まる子「何よ失礼な丸尾くんだね！！あんたなんているだけでみっともないじゃん！」

丸尾「ズバリズバリのそう！！……な、なんですと！？」

花輪「さくらくんの言うことも、一理あるなぁ」

丸尾くんが来たり花輪くんが来たり……

丸尾「な、なんですと！？」

『ちょっと二人とも……；』

大野「こら！てめぇら何を無駄話してるんだ」

『大野くん……』

杉山「さっさとやれよ！」

花輪「へい君達、ちょっと下品すぎるんじゃないかな？僕の体質に合わないよ」

大野「何言ってやがんだこのトンチキ野郎。俺は最初からお前のような気取った奴は大っ嫌いなんだよ！」

大野くんは足をドンッとした。