迫力満点ボンゴレ物語

悪夢と予感5 ページ11

て、……ここは納得していー場面なんだろーか……？






真希「つか散々うちらに咬み殺すって言っておきながら……いや、ゆわんとこう…」


雲雀「…………。」






( ﾟдﾟ)ﾊｯ!そーだ!本音を言ったら可哀想じゃないか〜!

咬み殺せたためしが無いよね?きゃははっだなんて

口が裂けても言え……






真希「み、美希…」


雲雀「……悪かったね、前例がなくて」


美希「何故私の心の声が!?まさか雲雀にはテレパスが……!?」


雲雀「いや全部言ってたけど(きゃははっまでつけて…#)」






あちゃー……雲雀様の笑顔が真っ黒になってきたぞぉー…

そろそろからかうのはやめにしとこ






美希「てことで帰「すわけないでしょ?今日こそ咬み殺してあげるよ。サボり常習犯、群れをなす夫婦漫才コンビとしてね」……。」






そー言って完全に戦闘体勢に入っちゃった雲雀ちゃん






……私と真希から漫才を咬み殺すのやめてー!!









美希「何を咬み殺そうが夫婦漫才だけは咬み殺させねー!!」


真希「あんたうちとの夫婦漫才にどんだけ気合入れとんの!?」









拝啓ツナ

美希は暫く帰れそーにありません!できれば助けを呼んでくれ!!






▽▽▽






無駄な争いを始めてら30分ほどが経った

私らは未だ並中を走り回ってる






雲雀「ねぇ……いつまでそうやって逃げ続ける気？」






争いといっても、攻撃を仕掛けてくる雲雀から逃げてるだけ

いわゆる"鬼ごっこ"なんだけど






美希「あんたが諦めるまでよ!」


真希「あんたと戦いとうないから逃げとるんやろが!」


雲雀「いい加減武器出して反撃してきなよ。本気の君たちを咬み殺したいんだから」






実は私、体のいたる所に千本を隠し持ってたり…


真希は大阪にいたときやってたらしい体操、空手が本気だそうで…






なんか知らないけどこいつにとって、千本を出す＝本気って公式があるらしーんだよね!

あながち間違ってないけどさー!

つか雲雀に千本出したの1回しかないのによく覚えてんなぁ


つまり雲雀相手に本気になったのは1回切りってゆーね


そんなことより、本気の私ねー……






美希「1度でも咬み殺してからそんな大口たたけっつの「美希あかんっ」しまった!!」


雲雀「……#」






しまった……さすがに今のは、ヤバい？

黙り込む雲雀。……そして






雲雀「ねぇ……殺してやろうか」






やっぱりキレたーっ!!だって"咬み"消えたし……!

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