検索窓
今日:40 hit、昨日:30 hit、合計:178,201 hit

#40 ページ40

side相葉


相「あ、待ってたよ。」



お昼に毎日きっちり遊びにきてくれる望くん。



休憩時間に1人で泣いている望くんを見つけて咄嗟に誘ったダイキチのお世話だけど、



望くんが少しでも学校で居場所を感じてくれてるなら良かったと思う。



望「今日はダイとボール遊びできる?」



相「今ちょっとお昼寝しちゃってるんだよね。」



望「…そっかぁ。」



望くんの担任の先生は、学級崩壊寸前のクラスを持て余して



疲れ切って放任主義をとってる。



実は望くんがこのクラスになったのは、



望くんの前にいじめのターゲットにされて不登校になり、転校した子がいて人数が他より少なかったから。



仕方ない部分もあるとはいえ、同じ過ちを繰り返すようなこと酷いよね。




養護教諭の立場でクラス編成に口を出すことはなかなか難しいけど、



次のクラス替えはもっと色々考えなきゃ駄目だ。



望「あ、ダイ一瞬目開けた!」



黙ってダイを眺めてた望くんが嬉しそうに振り返ったのと同時に、背後から聞き覚えのある声がした。



流「……望、ここにおったんや。」



望「……流星。」



ふらりとやってきたのは流星。



ダイキチの小屋は校舎裏の目立たないスペースにあるから、偶然通りかかったわけじゃないのは一目瞭然。



ちなみにダイキチは前居た学校の校門前に捨てられていて俺が引き取った犬。



日中はセラピー犬の検証も兼ねて学校に置かせてもらってて夜は一緒に帰ってるよ。




固まってる望くんをよそに、流星は望くんの隣にしゃがんでダイキチの頭を撫で始めた。

#41→←#39



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (443 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1190人がお気に入り
設定タグ:ジャニーズWEST , 小瀧望 , 藤井流星   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

うぇすと(プロフ) - さきさん» 返信不要とありますが、とても嬉しかったのでお返事しちゃいました。お待たせしすぎている状態ですが、まだ書いていきたいなと思っているので力になりました!ありがとうございます。 (2022年7月10日 16時) (レス) @page46 id: b247c4ea1c (このIDを非表示/違反報告)
さき - とっても好きなお話で何度も何度も読んでます! 催促とかそういうわけではなく、純粋に大好きだとお伝えしたくてコメントしました。返信不要です。陰ながら応援しています! (2022年6月2日 21時) (レス) id: f30ae583f2 (このIDを非表示/違反報告)
うぇすと(プロフ) - Iさん» コメントありがとうございます。お待たせしてばかりで申し訳ありませんが、これからもどうぞよろしくお願いします。 (2022年1月17日 19時) (レス) id: b247c4ea1c (このIDを非表示/違反報告)
うぇすと(プロフ) - 向日葵さん» コメントありがとうございます。ちゃんと読み手に伝わっているのか常々不安だったのでそう言っていただけて嬉しいです。双子役なんて他グループをみても滅多にあることじゃないので幸せを噛み締めています。笑 (2022年1月17日 19時) (レス) id: b247c4ea1c (このIDを非表示/違反報告)
I - 更新してくださり、ありがとうございます。続きも楽しみにしています。 (2022年1月16日 23時) (レス) @page30 id: ab1f63e7dc (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:うぇすと | 作成日時:2021年10月30日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。