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大｢�陲舛磴鵝�人間ってな、欲張りな生き物やねん。｣
ちらりとシゲの瞳に落ちる暗い影。
��｢……そうやな。｣
大｢神ちゃんはちゃんと俺に向き合ってくれた。
俺を否定せぇへんかった。
でももうそれじゃ満足できひんの。
やからな、いつか我慢できんくなって取り返しのつかんことになる前に逃げんねん。｣
再び見せたシゲの笑顔はさっきと違って酷く寂しげで、
何の力にもなれへんかった悔しさが胸を打つ。
��｢…いつでも家に来てな。
みんなシゲのこと待ってるから。
そうや、俺もシゲのジム通おっかなー。｣
最後はなるべく明るい調子でそう言えば、シゲも合わせてくれた。
大｢せやったら淳太も連れてきて！ボコボコにしたる。笑｣
��｢手加減したって。笑｣
シゲが腕時計をちらりと見て、じゃあそろそろ、と手を上げる。
シゲはしばらくの間先輩の家にお世話になるらしく、この街を出る。
めちゃくちゃ離れてるわけではないけど、今までのように近所ではないから、別れって感じで寂しいな。
くるりと背を向けて歩き出したシゲに手を振って、見えなくなるまで見送った。
その後も、虹色の家のことを聞きつけた卒園生が何人か来て対応したり、
施設長室に残った荷物の片付けをしたりしてたら、
不意にどたどたと騒がしい足音が聞こえて。
智｢�陲舛磴鵝�シゲ来てるっ？？｣
息を切らして飛び込んできたのは神ちゃんやった。
＿＿＿＿
遅くなりましたがあけましておめでとうございます。
私生活が忙しく執筆が滞っている状態ですが、メモに以前の書き置きがあったので少量ですが更新しました。
先の展開の書きたいところも既に書き置きしてるんですが、そこに至るまでの道筋を作るのに難航してます。(汗)
全員にこんなに複雑な事情組み込まなきゃよかった…笑
こんな遅筆ですがどうぞ本年もよろしくお願いいたします。
P.S. ドラマでツインがツインになって今年1びっくりしてます。
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うぇすと(プロフ) - さきさん» 返信不要とありますが、とても嬉しかったのでお返事しちゃいました。お待たせしすぎている状態ですが、まだ書いていきたいなと思っているので力になりました！ありがとうございます。 (2022年7月10日 16時) (
レス) @page46 id: b247c4ea1c (このIDを非表示/違反報告)
さき - とっても好きなお話で何度も何度も読んでます！ 催促とかそういうわけではなく、純粋に大好きだとお伝えしたくてコメントしました。返信不要です。陰ながら応援しています！ (2022年6月2日 21時) (レス) id: f30ae583f2 (このIDを非表示/違反報告)
うぇすと(プロフ) - Iさん» コメントありがとうございます。お待たせしてばかりで申し訳ありませんが、これからもどうぞよろしくお願いします。 (2022年1月17日 19時) (レス) id: b247c4ea1c (このIDを非表示/違反報告)
うぇすと(プロフ) - 向日葵さん» コメントありがとうございます。ちゃんと読み手に伝わっているのか常々不安だったのでそう言っていただけて嬉しいです。双子役なんて他グループをみても滅多にあることじゃないので幸せを噛み締めています。笑 (2022年1月17日 19時) (レス) id: b247c4ea1c (このIDを非表示/違反報告)
I - 更新してくださり、ありがとうございます。続きも楽しみにしています。 (2022年1月16日 23時) (レス) @page30 id: ab1f63e7dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うぇすと
| 作成日時：2021年10月30日 0時
