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side大毅
流星はいつもより少し早い昼前に起きてきて、望と一緒にご飯を食べた。
昨夜は望や俺とサッカーやって疲れてたのか外が明るくなる前に寝れてんて。
少しずつやけど良くなっていってて�陲舛磴鵑盍遒鵑任拭�
大｢流星、今日ドリルはどうする？｣
流｢……やる。｣
調子良さそうな流星に声をかけて計算ドリルを取り出すと、明らかに望の顔色が変わった。
望｢流星……勉強するん？｣
流｢ん……｣
難しい顔しながら問題に取り組み始めた流星と少し離れたところでそわそわしてる望。
大｢望は遊んでてええんやで？｣
望｢でも……。｣
結局望は流星の隣に座って一緒にドリルを覗き込む。
最近3年生の内容に取り掛かり始めたからさすがに望も習ってはないみたいで、ぼんやり流星を眺めてる。
自分が問題を解くのは間違えるのが怖い気持ちが強くてまだ難しそうやけど、
人の横から見てる分には大丈夫そうやな。
望｢……流星はなんで勉強がんばるん。｣
流｢…学校いきたいから、追いつきたい｣
流星は問題に視線を落としたまま答える。
望｢…学校……。｣
その答えを聞いて望の表情は曇ってもうた。
しばらくお休みしてていいとだけ望には伝えているけど、やっぱり気がかりなんやろう。
キリのいいところまでいってから、流星は手を止めて望の方に顔を向けた。
流｢……学校、好きやないん…？｣
望｢うん……毎日おなかいたくなるから、好きちゃう…｣
思い出したのか無意識に望の手はお腹をさすってる。
流星は聞くだけ聞いて、慰めるでもなくまたドリルに向き直った。
望も気にした様子もなく、ぴとりとくっついて流星の書く文字を目で追う。
子どもって公園で会った知らない子同士でもめちゃくちゃ仲良くなるもんやけど
この2人はなんていうか傍から見ててしっくりくる感じ。
小さな背中ともっと小さな背中が寄り添って並んでる後ろ姿がなんかもう愛しくて。
こっそりスマホで写真を撮った。
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舞姫(プロフ) - そうなんですね！主様のペースで頑張ってください！流星くんが兄ちゃんに再会するところ楽しみにしています！ (2021年9月19日 13時) (
レス) id: bccfa4895b (このIDを非表示/違反報告)
うぇすと(プロフ) - 舞姫さん» ありがとうございます！私生活が少し忙しくて更新滞っていますが、頑張ります！ (2021年9月19日 11時) (レス) id: b247c4ea1c (このIDを非表示/違反報告)
舞姫(プロフ) - 兄と弟めちゃくちゃ感動します！面白くて大好きです！更新待ってます！ (2021年9月18日 20時) (レス) id: bccfa4895b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うぇすと
| 作成日時：2021年9月8日 19時
