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side智洋
シゲと俺のオフが重なるのは久しぶり。
しかも2連休なんて仕事柄あんまりないから俺はウキウキやってんけど、
シゲは昨夜�陲舛磴鷁箸帽圓辰討�ら様子がおかしい。
特に希望ないっていうから俺の買い物に付き合ってもらって、映画観てご飯食べて楽しかったけど
その間もシゲはぼーっとしてる瞬間が何回もあった。
帰宅後の今もまた、ベランダで夜空見ながら何か考え込んでる。
智｢…シゲ、どうしたん？｣
俺もベランダに出て声をかけたら、力のない視線が寄越される。
大｢んー？なんも。｣
それっきり俺の方を見ようとせえへん。
やっぱりおかしい。
智｢それにしても流星よかったよなぁ。
あんなに嬉しそうな流星初めて見た。｣
昨日、照史に抱きしめられてくしゃっと笑顔になった流星の顔を思い返して、あったかい気持ちになる。
大｢……そうやね。
照史が高校卒業したら、流星はさっさと照史のとこ行くんやろな。｣
そのシゲの言い方が素っ気なくてムッとする。
智｢そんな言い方せんでええやん｣
大｢……ごめん。｣
はぁ、とシゲは大きくため息をついた。
大｢……なんかさぁ、家族って結局血の繋がりなんかな、って思ってもうて。
俺らと流星の5年なんか一瞬で飛び越えていくんやって思ったら、虚しくてさ。｣
そう話すシゲの横顔はなんだか儚くて、胸がぎゅっとする。
智｢…飛び越えるとかじゃなくない？
流星と俺らの絆と、照史との絆はまた違うし。｣
大｢…そうかな。｣
智｢俺とシゲやって血は繋がってないけど、家族みたいなものやん。｣
シゲは俺の言葉を聞いて黙り込んだ。
同意されなかったことが少しショックで内心動揺してしまう。
いつものシゲやないみたい。
こんなに何を考えてるかわからないのは初めてで、少し怖い。
大｢……神ちゃんは、｣
智｢ん？｣
大｢…神ちゃんもやっぱり家庭持ちたいとか、思うん？｣
シゲらしくない歯切れの悪い言い方だった。
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舞姫(プロフ) - そうなんですね！主様のペースで頑張ってください！流星くんが兄ちゃんに再会するところ楽しみにしています！ (2021年9月19日 13時) (
レス) id: bccfa4895b (このIDを非表示/違反報告)
うぇすと(プロフ) - 舞姫さん» ありがとうございます！私生活が少し忙しくて更新滞っていますが、頑張ります！ (2021年9月19日 11時) (レス) id: b247c4ea1c (このIDを非表示/違反報告)
舞姫(プロフ) - 兄と弟めちゃくちゃ感動します！面白くて大好きです！更新待ってます！ (2021年9月18日 20時) (レス) id: bccfa4895b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うぇすと
| 作成日時：2021年9月8日 19時
