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episode11 ページ12
『しないよ。
オカンは心配性だなぁ……』
…あ。
今私純太のことオカンって…
本人の前で……
「(はぁぁ…)オカンって俺のことかよ…」
純太は深いため息をついてじーっとこちらを見てる…
冷や汗ダラダラだらだらだよ…
「オカンは俺よりシキバ、あいつだろ…」
『……たしかに。
でも！拓斗はまま。純太は、口うるさいオカン！』
「誰が口うるさいってえ？？？
ん？？？？？？」
やっべ、失言に失言重ねてたわ……
両方のほっぺをつままれてむにむにされる。
『ひゅみまへんでひたぁぁ』
「ま、そろそろ降りるぞ……
みんなに心配かけちまう」
『うん……』
私達はヘルメットを被り直してまた、ロードバイクに跨った。
「……遅い」
「ったく、心配したんだぜ？？」
「ほんと……うちの異端児はやってくれるッショ…」
「A……いいか…
いくら人通りのない頂上でも、外で寝るのは危ないぞ…」
えーと……帰ってきて部室の入口なうなんだけど…
正座させられてるかと思いきや
上から順にはじめ、迅先輩、祐介先輩、真護先輩……
とみんなに怒られる……
「いや金城さん……
小さい子じゃないんだからもっと言ってやってください…」
公貴までも……
『………すみませんでした…』
とりあえず土下座しといた
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作者名：nyanko | 作成日時：2023年1月3日 21時
