ニ日目 ページ2
佐賀美 side (会話多めです)
椚｢はぁ…。｣
佐賀美(以下“佐”)｢お？あきやんどうしたんだー？そんな深いため息なんかついちゃって。
恋か？｣
職員室の休憩スペースで、何やら悩んでいるあきやんに冗談交じりで聞いてみた。
椚｢何ふざけた事をぬかしてるんですか、あなたは。だから生徒に舐められるんですよ。｣
…思いのほか返事のジャブが強い…。
佐｢お、おう…(▼ﾀﾞﾒｰｼﾞｶﾞｵｵｷｽｷﾞﾀﾖｳﾀﾞ!)
ん"っん"〜、そんなことは置いといて、何悩んでんだ？先輩に行ってみ？ホレホレ。｣
椚｢ハァ…。最近、生徒達の人気が校外でも広まってきたのはあなたも感じていますね？｣
佐｢まぁそうだな。あいつらもだんだん本物のアイドルっぽくなってきたと思ってるぜ？｣
椚｢あの子達はもうアイドルですよ。
‥‥その点を踏まえて、そろそろユニット曲を出してもいい頃合いだと思っているんです。
あなたもそう思うでしょう？｣
佐｢それもそうだなー。イベントBGMとかいつも同じ曲だとあきちゃうし、何よりノれないな。｣
アイドルにとって印象というものは大事だ。
曲によってほかのアイドルとは違うことを見せつけることが出来るし、ユニットそれぞれの個性が出る。
佐｢あ。そうだ、作曲ならKnightsの月永にでも頼めばいいんじゃないか？｣
椚｢そうゆう訳にもいかないんですよ。
月永さんは自分が作りたい曲しか作らない、ある意味天才で、少し子供っぽいんです。
何よりあの子自身もアイドルでしょう？
他のユニットの曲を頼めるはずがありません。｣
んー、難しい。
確かに自分の敵になる奴の曲なんかわざわざ作りたくないもんな〜
椚｢‥先日、上から連絡がありました。
《いつになるかはまだ未定だが、夢ノ咲学院専属の作曲を手がける【楽曲科】というものを作ろうと思う。君たちには、その試作として転校させる生徒を探してほしい。よろしく頼む。》
だそうです。
陣、心当たりはありますか？｣
佐｢いや？そんな生徒俺の周りにはいないね。
まぁ適当に探しておくよ。多分見つかんないけどな〜。｣
椚｢お願いしますよ？私も色々あたってみますけど。
そういえば陣、あなた明後日出張ですよ？
もちろん忘れていないですよね？｣
ん…？出張？？
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ゆず - すっごく面白いです！更新頑張ってください。 (2020年7月26日 13時) (
レス) id: 16578cedfa (このIDを非表示/違反報告)
アリクイさん(プロフ) - 雪見さん» 雪見さん！暖かいご感想とても励みになります！このような小説をお目にかけていただき恐縮な限りです(´；ω；｀) (2018年9月23日 9時) (レス) id: 7975392f16 (このIDを非表示/違反報告)
雪見 - とても面白いです！！更新頑張ってください！！！ (2018年9月3日 22時) (レス) id: 27975a6d3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリクイさん | 作成日時：2018年1月16日 23時
