6話 ページ7
「五条〜、疲れたから何か奢れ。」
ある日、硝子さんのその一言で決まった"奢り決めゲーム"。
私たち1年生と2年生の先輩たちで少し遠くの任務へ行った帰り、ワラワラとこうしてみんなでゲームセンターへ行くことになった。
「なんで私まで巻き込まれるんだ…」
「お前が負けたら奢れよー傑。」
「わかったよ……手加減しないからな?」
「Aはどっちが勝つと思う?」
どうやら、五条先輩か夏油先輩に賭けて、賭けた方が負けた場合、その人たちも罰ゲームをすることになるらしい。
正直なところ、心底どうでもいい……けど、
『………じゃあ、五条先輩で。』
「…!」
「おっ、気が合うねA。
つーわけで五条、死ぬ気で勝てよ〜!」
硝子さんに肩を組まれながら五条先輩の方を向けば、見開かれた目と思い切り目が合った。
かと思えばニッと笑って「任せとけ!」と腕まくりをして気合十分みたい。
「アイツ、女2人に応援されて浮かれてんだよ。」
「聞こえてんぞ硝子。」
『あはは…』
「悟だけズルくない?
なにが嫌で野郎ばっかりに賭けられなきゃいけないんだ…」
「夏油さん!ファイトです!」
「あんな顔だけの人に負けないでください。」
「よぉし、七海後で覚えとけよ。」
.
「流石私の見込んだ男だね。」
「調子のいいやつだなお前は。」
結局五条先輩が勝って、今はマ●クで負けた3人が運んできてくれるのを勝った組で待っているところだ。
五条先輩と硝子さんの会話に苦笑いしていると、3人が「お待たせ〜」と帰ってくる。
「Aさんのこれで合ってますか。」
『うん、ありがとう〜!』
七海のと同じトレーに乗っていたらしく、彼が私の隣に腰を下ろすと、自分のだけ取ってトレーごと私に寄越してくれた。
うっ…なんてできる人なんだ…優しい…っ。
「まったく…悟、君いくつ食べるつもりだい。
おかげですっかり財布が軽いよ。」
「……。」
「悟?聞いてるのか?」
「……おー聞いてるわ。
おい硝子、席代われ。」
「今更めんどいってー。」
「ちょっと立つだけだろ!」
ドスンッ!!!
『…!』
「………なんだよ。」
『い、え…別に……』
びっくりした…凄い勢いで座るもんだから振動が…。
…にしても、皆んながいるのにこんなすぐ隣に来るなんて…ヒヤヒヤする。
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美悠(プロフ) - ちゃっぱさん» ファンパレのイベントで、まさか超親友の野球が見れると思ってませんでしたwwwwwこの会話してた中でタイムリーすぎます🤣 (4月6日 23時) (レス) id: eb7d094950 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - 美悠さん» 団体戦野球にしてくれた下々先生には頭上がらんですよね…ありゃ眼福でしたたまらん虎杖よ、もう永遠にスポーツやっててくれ…次は腹チラとかしてくれてええんやで…?(ヨダレ)ブラザーのピンチに駆けつけずいつ来るんだって話だよ東堂コノヤロウ(理不尽) (4月6日 23時) (レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
美悠(プロフ) - ちゃっぱさん» 呪術甲子園見てから、ユニフォーム姿の悠仁のムチムチボディに夢を見続けてます…( ˘ω˘ )筋肉フェチとしては絶対目に焼き付けておきたいですよ( ¯﹀¯ )夢主ちゃん、東堂に不義遊戯してもらって呼び戻しましょう!www (3月26日 22時) (レス) id: eb7d094950 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - ハルスケさん» わわ、!こちらの方まで来てくださったんですね…ありがとうございます( ; ; )とんでもないです…読んでくださる皆様がいてこそ成り立っていますので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです(泣)でもそうですね…その神の称号は一応もらっときますね^ ^(調子乗んな) (3月26日 21時) (レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - 美悠さん» ぅゎ、、虎杖悠仁ぜってー将来ショーヘイみてぇな魅惑ボディになるやん…とんでもねぇこと想像させないでくださいよっ!!!!!!(は?)(もっとください)夢手たんどこ行ったの?迷子かな?ん?怖くないから戻っておいでぇ^ ^() (3月26日 21時) (レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃっぱ195 | 作成日時:2023年10月22日 18時