30話 ページ31
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「よぉしお前ら!
京都校のヤツらなんかボッコボコにしてやんぞ!!!」
「悟、今日は随分と機嫌がいいね。」
そしてついに訪れた、京都姉妹校交流会。
五条先輩は随分と気合が入っているのか、誰よりもウキウキしているように見える。
「いいかい悟、あくまでも交流会だからね。
手を抜く必要もないけど、必要以上に痛ぶる必要はな、」
「あ"?んなの俺が決めることだ。」
「………怒られても私は知らないからね。」
「別にいいぜ、どうせお前も怒られる羽目になんだろ。」
先輩の一言に、夏油先輩はイラついたように笑う。
はは…通常運転だな。
そんな私たちは今、正門を入ってすぐの場所で京都校の人たちを待っている。
五条先輩が「待ち構えてた方がかっけぇだろ?道場破りみてぇな。」とか言い出すから。
……私は正直嫌だ。
だって、京都校には恐らく____
「これはこれは東京校の皆々様お揃いで。
いやぁ嬉しいなぁ、俺たちを歓迎してくれて。」
『……………直哉、』
あぁ、「近いうちに会うことになる」っていうのはそういう…
嬉しそうな笑みを浮かべているけど、私にはわかる。
アイツは表面上だけの言葉を並べるのが上手いから。
「なぁ?」
『……。』
そして次に向けられるのは、見下した私への視線。
だけど、それが交わることはなくて
「…よぉ、直哉。
お前が京都校入ったって噂はマジだったんだな。」
「悟くんやないの。
……悟くんこそ、次期当主がこんなとこで何してはんの。」
私の目の前には高くて頼もしい壁ができて、私と直哉の間に立って視界を遮ってくれる。
昔から変わらず、いつも守ってくれる。
「直哉ぁ、お前
…変な真似すんなよ?」
「変な真似?
何のことやろか。俺、そんなことせぇへんよ?」
「……。
行くぞお前ら。」
グイッ!
私の方に腕を回した先輩が、そのまま肩を引いて京都校の人たちに背を向ける。
その時、振り返り様に一瞬だけ目が合った
「…ほな、またあとでな
Aチャン?」
『ッ……』
嫌らしい笑みを浮かべた直哉と。
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___禪院直哉という男は私のような女が大嫌いだ。
まあそもそも男尊女卑な人間なのだが。
「じゃあ、二級呪霊は任せたよ
Aちゃん、七海。」
そしていよいよ、交流会が幕を開ける。
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美悠(プロフ) - ちゃっぱさん» ファンパレのイベントで、まさか超親友の野球が見れると思ってませんでしたwwwwwこの会話してた中でタイムリーすぎます🤣 (4月6日 23時) (レス) id: eb7d094950 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - 美悠さん» 団体戦野球にしてくれた下々先生には頭上がらんですよね…ありゃ眼福でしたたまらん虎杖よ、もう永遠にスポーツやっててくれ…次は腹チラとかしてくれてええんやで…?(ヨダレ)ブラザーのピンチに駆けつけずいつ来るんだって話だよ東堂コノヤロウ(理不尽) (4月6日 23時) (レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
美悠(プロフ) - ちゃっぱさん» 呪術甲子園見てから、ユニフォーム姿の悠仁のムチムチボディに夢を見続けてます…( ˘ω˘ )筋肉フェチとしては絶対目に焼き付けておきたいですよ( ¯﹀¯ )夢主ちゃん、東堂に不義遊戯してもらって呼び戻しましょう!www (3月26日 22時) (レス) id: eb7d094950 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - ハルスケさん» わわ、!こちらの方まで来てくださったんですね…ありがとうございます( ; ; )とんでもないです…読んでくださる皆様がいてこそ成り立っていますので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです(泣)でもそうですね…その神の称号は一応もらっときますね^ ^(調子乗んな) (3月26日 21時) (レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - 美悠さん» ぅゎ、、虎杖悠仁ぜってー将来ショーヘイみてぇな魅惑ボディになるやん…とんでもねぇこと想像させないでくださいよっ!!!!!!(は?)(もっとください)夢手たんどこ行ったの?迷子かな?ん?怖くないから戻っておいでぇ^ ^() (3月26日 21時) (レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃっぱ195 | 作成日時:2023年10月22日 18時