18話 ページ19
「それどうしたのー？」
ｷﾞｸｩｯ!!!
みんなで落ち葉の掃き掃除をしている時に、灰原が私の手首を見てそう言った。
昨日、先輩がくれたブレスレット
なんだかんだで、お風呂の時以外はこうして私も身につけている。
『こ、この前任務終わりに買ったの……』
「そうなんだ！
めっちゃいいね！なんかAっぽくないけど！」
『あ、はは…たまにはこういうのも、ね…』
灰原のくせに痛いところついてくるな…灰原のくせに(二度も言うな)
冷や汗を流す私の後ろでは、七海が「喋ってないで手動かしてください。」なんて言ってくる。
「…で、
五条さんにでも貰いました？」
『………。
全然そんなんじゃないけど？』
「………へぇ。」
『なに、その反応。
てか灰原いるんだからやめてよね。』
「すみません、つい揶揄ってみたくなって。」
『……君、そういうところあるよね。』
「ねぇ！2人だけでコソコソ喋るのやめて！
僕も混ぜてよ〜！」
季節は秋の始まり
少し肌寒くなってきたけど、まだ少しあったかくて1番過ごしやすい時期
呪霊の発生も落ち着いてきて、私たちもそれなりに心地よい日々を送っている、そんな今日この頃。
「そういや今日、僕夏油さんに体術教わりに行くんだけど
2人も来る？」
「私は結構です。」
『私は行こうかな〜。
交流会までにもう少し鍛えておきたい。』
「Aが来るってんなら夏油さんも喜ぶだろうな〜！」
『そういうもん？』
「……………へぇ、随分と"楽しそうな学生生活"送ってるやん。」
___その声一つだけで、穏やかな空気を不穏へと誘う。
それと同時に風が吹いて、流れるようにその声のする方へ視線を向けた瞬間
「久しぶりやなぁ、Aチャン？」
その顔を視界に捉えた瞬間
頭の中が真っ白になって
それが誰かというのを認識した時には、私の全身から血の気が引いていた。
『………………は、』
どう、して……
「なんで俺がここにおんの？ちゅー顔してんな。
ここに用があったから来ただけや。
少なくとも、お前なんかに用があるわけない。」
…そんなことは、わかってる。
私なんかに用があったら、それこそこっちから願い下げだ。
「A、知り合い？」
『…………一応』
「一応て！酷いなぁ〜…
昔はあーんなに"仲良う"してやったのに…ﾌｯ。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1332人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美悠(プロフ) - ちゃっぱさん» ファンパレのイベントで、まさか超親友の野球が見れると思ってませんでしたwwwwwこの会話してた中でタイムリーすぎます🤣 (4月6日 23時) (
レス) id: eb7d094950 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - 美悠さん» 団体戦野球にしてくれた下々先生には頭上がらんですよね…ありゃ眼福でしたたまらん虎杖よ、もう永遠にスポーツやっててくれ…次は腹チラとかしてくれてええんやで…？(ﾖﾀﾞﾚ)ﾌﾞﾗｻﾞｰのピンチに駆けつけずいつ来るんだって話だよ東堂コノヤロウ(理不尽) (4月6日 23時) (レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
美悠(プロフ) - ちゃっぱさん» 呪術甲子園見てから、ユニフォーム姿の悠仁のムチムチボディに夢を見続けてます…( ˘ω˘ )筋肉フェチとしては絶対目に焼き付けておきたいですよ( ¯﹀¯ )夢主ちゃん、東堂に不義遊戯してもらって呼び戻しましょう！www (3月26日 22時) (レス) id: eb7d094950 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - ハルスケさん» わわ、！こちらの方まで来てくださったんですね…ありがとうございます（ ; ; ）とんでもないです…読んでくださる皆様がいてこそ成り立っていますので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです(泣)でもそうですね…その神の称号は一応もらっときますね^ ^(調子乗んな) (3月26日 21時) (レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - 美悠さん» ぅゎ、、虎杖悠仁ぜってー将来ｼｮｰﾍｲみてぇな魅惑ボディになるやん…とんでもねぇこと想像させないでくださいよっ！！！！！！(は？)(もっとください)夢手たんどこ行ったの？迷子かな？ん？怖くないから戻っておいでぇ^ ^() (3月26日 21時) (レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちゃっぱ195
| 作成日時：2023年10月22日 18時
