94話 ページ46
「あれ？瀬呂は？」
その日の夜、夕食のために集まったら瀬呂くんだけいなくて。
まだ帰ってないのか…なんて共同のカレンダーを見た。
『あれ、瀬呂くん普通に今日出勤じゃん。
なんでデートなんか……』
「何の話だ？」
切島くんに今日のお昼に見たことを話せば「彼女いるとか聞いてねぇよ？！」なんてやっぱりびっくりしてた。
「早よ席つけや！冷めンだろうが！！！」
「かっちゃんもそうだけどさぁ、
やっぱりそういう大事なことは俺たちにちゃんと
共有してほしいよなぁ」
「あれは別に付き合っとったわけじゃねェだろｯ！！
一緒にすんじゃねぇ！！！」
『じゃあ瀬呂くんのあれも、もしかしたら任務に関係のあることなのかもね。』
「いや、わかんねぇよ？
アイツも見かけによらず、結構プレイボーイだからな。」
……まあ、それはなんかわかる気がする。
4人の中じゃ誰よりも女の人の扱い方わかってる感じはするし…
……でも、なーんか違和感。
瀬呂くんって、確かに雄英の時からそういう感じはあったけど、何か違う気が……
「オイ」
ｸﾞｲｯ
その声と右手首を掴まれたことによって、私は意識をそちらに向ける。
左隣から爆豪くんが怪訝そうな顔で私の右手を凝視すると、そのまま袖を捲り上げてきた。
「……どーした、これ。」
なんでわかったんだろう、服で隠してたつもりだったんだけど。
「なんか箸持ちにくそうにしとるかと思えば、
そういうことかよ。」
『大した怪我じゃないし、もう痛くないから大丈夫だよ。』
「そういう問題じゃねぇ。
相手は敵か？ちゃんとコロしたんか？」
『ヒーローらしからぬ発言！！
……それが、逃げられまして…』
「ﾁｯ。
…お前から逃げ切るとか、ただのクソ雑魚敵じゃ
なさそうだなァ。」
…私も、そう思う。
強さだけじゃない
あの目からは強い執念を感じた。
人の執念は、大きければ大きいほど
脅威になる。
時には、誰も止められないほどに。
『…次出会うことがあれば必ず捕まえるよ。』
「ったりめェだわ。
…二度と勝手に傷作って帰って来んじゃねェ。」
「やだ…キュンっ！」
「シネ」
「爆豪だけじゃないぜ。
俺も、お前が怪我すんのはごめんだ。」
『キュン…！』
「俺以外の男に鼻の下伸ばすなや…！」
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ちゃっぱ(プロフ) - アキネコ。さん» 彼も相当なミステリアスな男だと勝手に思ってます🫢♡私たちにならいくらでも隠し事でも悩み事でも相談してくれ？♡何を放ってでも駆けつけるわぁ！！！♡() (2022年12月15日 0時) (
レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
アキネコ。(プロフ) - うぉぉぉぉぉ？？？？！瀬呂くん何か隠してるだろって思ってたら案の定!!!私に話してくれても構わないZE☆更新あざっす!!!!!!(笑) (2022年12月14日 17時) (レス) @page48 id: 1ef8943118 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - ぴょんきちまるさん» ほ、ほんまですか姉貴…！やったぁぁぁぁいいいいい！！！！うほほほぉ！(ｼﾞｬﾝｸﾞﾙﾊﾟﾗﾀﾞｲｽ)(?) (2022年12月14日 4時) (レス) @page48 id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
ぴょんきちまる - …お、、おっ？？？おっとこれは、、、。これまた私の好きな展開かもしれん…！！！！！！（うぉぉぉぉぉ！） (2022年12月13日 6時) (レス) @page47 id: 94182d8a2a (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - そろぼち癒しの時間があってもいいと思うんですけどね、、(泣)みんな早く幸せになってくれ……君たちヒーローの卵を見てるとおばさんはもう胸が苦しくて苦しくて仕方ない…っ！！夢小説みたいにキュンキュンドッキンドッキンする青春ドラマやってくれよ！！！(???) (2022年12月13日 1時) (レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃっぱ195
| 作成日時：2022年11月6日 23時
