85話 ページ37
「つーわけで………
A！退院おめでとー！！！
そんで改めて、ようこそ俺たちの王国へ！！！」
『なにこれ……！』
あれから2日後、無事に退院した私は
「お前使えねぇから行ってこいって言われた……」
『私のお迎えに来る方がよっぽど名誉ありますよ。』
「あ、たしかに。
その荷物俺持つよ、貸して。」
なんて迎えに来てくれた電気と一緒にタクシーに乗って、何日ぶりかのこのシェアハウスに戻ってきたわけだが……
「いや、さ？
こんな風に爆豪も揃って、ちゃんとお前のこと
歓迎できてなかったなーって思って！」
「俺たち頑張っちゃいました〜。
もちろん、爆豪もな。」
「ほぼ俺の指示だったろうが…！」
色とりどりの鮮やかで、煌びやかな装飾が部屋を支配していて、みんなでご飯を食べるテーブルの上には、クリスマスかっ！と言いたくなるほどの豪華なご飯たち。
……あー、なるほど
電気が使えないって言われた理由はそういうことだったのか…はは。
「さっ！座れよA！」
「たらふく食えよ〜！
今日はお前が主役なんだからな！」
『あ、うん…ありがとう。』
私の向かい側に切島くん、斜め前に電気、右隣に瀬呂くんという席順がいつものスタイルだから、今日もそうやって座っていた。
ﾄﾞｽﾝｯ
『え……そこ座るの？』
「何か文句あんのかよ。」
『ないですけど……』
……そういや、爆豪くんとはここで一緒にご飯食べたことないから、以前までどこに座っていたかなんて当然私は知らないわけで。
…ってまあ、爆豪くん以外がどこに座っているか見れば一目瞭然、私が場所を奪ったに違いない。
……だからって、私の隣かぁ…
「はは！爆豪結構グイグイいくんだな〜！」
「こりゃ先が思いやられるぜA！」
『………えぇぇ』
ニヤニヤと3人が見てくるから顔を左にそらせば、こっちには爆豪くんがいるし…
その流れで私と目があった爆豪くんはニヤリと口角を上げた。
「そういやまだ返事聞いてなかったなァ？」
『……よし！乾杯しよう乾杯！』
私がそう言ってグラスを片手に立ち上がるものだから、動揺しているのが全員に伝わったらしく、ゲラゲラと笑われる。
…くっ…何がそんなにおかしいのよ…！
これだからこの人たちは嫌だ…っ！！
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ちゃっぱ(プロフ) - アキネコ。さん» 彼も相当なミステリアスな男だと勝手に思ってます🫢♡私たちにならいくらでも隠し事でも悩み事でも相談してくれ？♡何を放ってでも駆けつけるわぁ！！！♡() (2022年12月15日 0時) (
レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
アキネコ。(プロフ) - うぉぉぉぉぉ？？？？！瀬呂くん何か隠してるだろって思ってたら案の定!!!私に話してくれても構わないZE☆更新あざっす!!!!!!(笑) (2022年12月14日 17時) (レス) @page48 id: 1ef8943118 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - ぴょんきちまるさん» ほ、ほんまですか姉貴…！やったぁぁぁぁいいいいい！！！！うほほほぉ！(ｼﾞｬﾝｸﾞﾙﾊﾟﾗﾀﾞｲｽ)(?) (2022年12月14日 4時) (レス) @page48 id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
ぴょんきちまる - …お、、おっ？？？おっとこれは、、、。これまた私の好きな展開かもしれん…！！！！！！（うぉぉぉぉぉ！） (2022年12月13日 6時) (レス) @page47 id: 94182d8a2a (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - そろぼち癒しの時間があってもいいと思うんですけどね、、(泣)みんな早く幸せになってくれ……君たちヒーローの卵を見てるとおばさんはもう胸が苦しくて苦しくて仕方ない…っ！！夢小説みたいにキュンキュンドッキンドッキンする青春ドラマやってくれよ！！！(???) (2022年12月13日 1時) (レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃっぱ195
| 作成日時：2022年11月6日 23時
