82話 ページ34
電気は1日もあればすっかり元通りになったみたいだった。
私はといえば、どうやら打撲と切り傷、それから出血だけで済んだらしく、あと2日もあればいつも通りには動けるようになるらしい。
『流石私…体も頑丈なのか。』
「頭に包帯巻いとるやつの何が頑丈だ。」
『これは傷口が開かぬようにするためであってですねぇ……
……って、何でここにいるんデスカ。』
……ナチュラルにいるからビックリした。
病室の扉の前には、片手に紙袋を持って、眉間に皺を寄せた
『……爆豪くん。』
…そういえば、会うのはあの日以来だ。
『…あの件は解決したのに、
どうしてそんなに浮かない顔をしてるのかな？』
扉の前に立ったままで動かないし。
『せっかく来てくれたんだし、入りなよ。』
「……。」
静かにゆっくりと、こちらに近づいてくる。
そのままベッドの横に置いてある椅子に腰掛けた爆豪くん。
「………悪かった。」
…そんな言葉が聞きたいわけじゃないんだけどなぁ。
持ち合わせたプライドと責任感が凄い人だから仕方ないのかもしれないけど。
私の身に起きたこと、全部自分のせいだと思ってるんだろうな。
『こういう時は
"ありがとう"だけでいいんだよ。』
「…ンなわけにもいかねぇだろ。
怪我とか以前に、俺はお前を傷つける言葉ばっか
言った。
…お前を遠ざけて守るためとは言え、
傷つけたことに変わりは、」
『私がいいって言ってんだからそれでいいじゃん、もう。
相変わらず面倒くさいやつだなぁ。』
「……誰が面倒くさいだとテメェコラ」
怒る元気あるみたいでよかった。
「……テメェも、そういう無駄に陽気で
ポジティブなとこ、ずっと変わんねぇな。」
『結構ネガティブな時間もありますけどな』
「そーゆーとこが、俺はずっと、」
"嫌い"だったんだよね
「好きだった。」
『うん、知って………
………………ふぁ？』
………今、何て？
いやそれより…変な声が出たことに爆豪くんはツッこまないのね…？いや、私もそれどころじゃないっていうか……
………好 き ？
「言っただろーが。
お前のこと、忘れらんなかったって。」
『そう、いえば……言ってた…ね』
「今日はそれ言うために来た。
お前、もっかい俺と付き合う気はねぇか。」
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ちゃっぱ(プロフ) - アキネコ。さん» 彼も相当なミステリアスな男だと勝手に思ってます🫢♡私たちにならいくらでも隠し事でも悩み事でも相談してくれ？♡何を放ってでも駆けつけるわぁ！！！♡() (2022年12月15日 0時) (
レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
アキネコ。(プロフ) - うぉぉぉぉぉ？？？？！瀬呂くん何か隠してるだろって思ってたら案の定!!!私に話してくれても構わないZE☆更新あざっす!!!!!!(笑) (2022年12月14日 17時) (レス) @page48 id: 1ef8943118 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - ぴょんきちまるさん» ほ、ほんまですか姉貴…！やったぁぁぁぁいいいいい！！！！うほほほぉ！(ｼﾞｬﾝｸﾞﾙﾊﾟﾗﾀﾞｲｽ)(?) (2022年12月14日 4時) (レス) @page48 id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
ぴょんきちまる - …お、、おっ？？？おっとこれは、、、。これまた私の好きな展開かもしれん…！！！！！！（うぉぉぉぉぉ！） (2022年12月13日 6時) (レス) @page47 id: 94182d8a2a (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - そろぼち癒しの時間があってもいいと思うんですけどね、、(泣)みんな早く幸せになってくれ……君たちヒーローの卵を見てるとおばさんはもう胸が苦しくて苦しくて仕方ない…っ！！夢小説みたいにキュンキュンドッキンドッキンする青春ドラマやってくれよ！！！(???) (2022年12月13日 1時) (レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃっぱ195
| 作成日時：2022年11月6日 23時
