集え！元士傑高校生！ ページ36
ガハハ！と私と爆豪くんを見て笑うお爺ちゃん。
…そのまま元気で長生きしてほしいよ、まったく。
「じゃあな！
あ、結婚式は早めによろしくなぁ？
私もいつまで生きとるかわからんからなぁ！ガハハ！」
『なっ……！！
け、結婚？！お爺ちゃん話が早すぎ……って、
行っちゃった…はぁ。』
…まったくもう。
…たしかに、花嫁姿は見てほしいよ。
だけど今は、仕事も忙しくて、せめてもう少し安定するまでは結婚どころじゃないっていうか、
そもそも爆豪くんとそういう話をしたことがないっていうか……
……え、もうこの先結婚するなら私は爆豪くんだけだと思ってるけど、爆豪くんもそうだよね？
私と別れる前提で付き合ってるとかじゃない…よね？
『……急に自分だけの思い込みだと思って怖くなってきた…』
「あ？」
『…私たちも疲れたし、早くホテルに帰ろ。』
爆豪くんは、結婚についてどう考えてるんだろう。
そもそも…結婚願望とかあるのかな。
ほら…彼、ヒーロー活動のことしか頭にないから(失礼)
それの足枷になるようなものは必要としていないんじゃないか、と。
でも……
"「お前、こっちに来るつもりはねぇか。」"
"「俺ん家に住めっつってんだ。」"
…少しは期待、してもいいのかな。
私の前を歩く彼の背中を見ながら、そんなことを考えた。
そしてホテルについてその日、絶対に抱くと宣言した爆豪くんは、私を気遣ってそのまま何もせず、静かに眠りについた。
そして翌朝、私が大阪に帰る時には改札まで送ってくれて、別れ際、半泣きになっている私に対して一言、
「俺はいつでも待っとる。」
ﾁｬﾘ…
それだけ言って、私に一つの鍵を渡したんだ。
『あんなの…ズルい……っ』
「いい加減起きて仕事しろよ……」
『……見て、合鍵もらった。
もう私、ここにはいられない…爆豪くんのとこ行くぅっ！！』
「はいはい、わーったからそこ退けよ。
今から客人が来んだよ。」
『ケチ。』
切島くんにソファから退かされた私は床に落っこちる。
はぁ…仕方ない、そろそろ休憩も終わる時間だし、事務所に帰って書類を……
「おーっす！来たぞ切島！！」
「早くねぇか？！」
『え、イナサ…？！』
さっき言ってた客人はイナサのこと…？！
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まなみ(プロフ) - いや、ケミィ先輩めちゃくちゃイイ女…！！そして、士傑メンツとのシーンが予想外に好きでした！士傑メンツの口調とかやりとりのリアリティが！そして、言わずもがな。リアリティさ残しながらもほぼほぼ出来上がり過ぎてるくらいの溺愛具合の爆豪くん最強です。 (2023年3月14日 18時) (
レス) @page50 id: 33510eeae8 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - なな姫さん» お待たせいたしました…！！！きっとあの2人は何年経っても、死んだ先でも、仲良くなることはないんでしょうね…最高だ(?) (2022年12月22日 22時) (レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - なつとんさん» いい加減デートさせんとダメですからねっっ！！！！♡(?)かっちゃんと旅行行きてぇな… (2022年12月22日 22時) (レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
なな姫(プロフ) - 士傑高校の回！！待ってました！！！相変わらずのかっちゃんと肉倉先輩で萌える♥♥ (2022年12月21日 8時) (レス) @page50 id: d61250ad0a (このIDを非表示/違反報告)
なつとん(プロフ) - ちゃっぱさん» 目指しましょう…！！旅行！！旅行だ！！待ってました！ (2022年12月21日 0時) (レス) @page50 id: d157acdb5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃっぱ195
| 作成日時：2022年9月26日 19時
