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力無く私にもたれかかる爆豪くんの後ろに立つ切島くんをジトッ…と見つめれば、わざとらしく視線を逸らされる。
……うちの爆豪くんにこんなに飲ませたのはお前か？
「ち、違ぇ！俺じゃねぇ！！
誰が悪いかって言われたら上鳴だ！！」
『誰でも許さん。』
「俺以外の男と会話すんなやァ…！」
『ちょ、待っ…！き、切島くんいるから！！』
目をぎらつかせて顔を近づけてくる顔が真っ赤な爆豪くんに必死に抵抗するけど、あーもう！どうしてこんな時だけいつものパワーが戻ってくるの？！
『やーめーてー！お酒臭い！！！』
ﾋﾟﾀｯ
…あれ。
私の言葉に、爆豪くんは完全停止した。
かと思えば次の瞬間、
「……俺のこと、嫌いなのかよ。」
『……エ"ッ…な、泣いてる…？』
「俺は……こんなにテメェのこと好きなのに……ｯ」
『ぐはぁっ…！』
嘘でしょ…？
爆豪くん…こんな酔い方するの？
私の肩に頭を乗せる爆豪くんからは、確かに鼻水を啜る音が聞こえてくる。
ど、どうしよう……
とんでもなく可愛い………ｯ！！！
『はわわわ…！ご、ごめんね！！
私も好きだから！！泣かないで！！！』
「ｯ……」
『おい切島ぁ！！何泣かせてんのぉ！！』
「俺何もしてねぇけど？！
って、お前も満更じゃねぇ顔すんな！！」
だって！こんな風に酔う爆豪くん、この先もう見られないかもしれないじゃん！…いや、ほぼ可能性はゼロに近い。
爆豪くんにバレないよう、そー…っとスマホを取り出そうとしていると、「A…」なんてまた私の名前を呼んでスリスリしてくる。
「……でも、俺安心したぜ。」
『何が？』
「爆豪がこんなに嬉しそうにしてんの見れて。
色々耐えてたみてぇだから。」
『え……私には、何も………』
「そりゃお前、爆豪だぜ？
No.1の男がNo.3の彼女に弱音とか吐くと思うか？
加えてお前らは遠距離だし、忙しいし、話したいことも全部は話せねぇだろ。」
……そういえば、あのビルボードチャートから私たちの仕事量は爆発的に増えて、お互い連絡を取る回数も減っていた。
わかってた、こうなることくらい。
それでも、確かに想いは繋がってるって信じて
爆豪くんもきっと私と"同じ"だからって勝手に決めつけて。
……そっか。
『……ごめんね、一人で抱え込ませてしまって。』
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まなみ(プロフ) - いや、ケミィ先輩めちゃくちゃイイ女…！！そして、士傑メンツとのシーンが予想外に好きでした！士傑メンツの口調とかやりとりのリアリティが！そして、言わずもがな。リアリティさ残しながらもほぼほぼ出来上がり過ぎてるくらいの溺愛具合の爆豪くん最強です。 (2023年3月14日 18時) (
レス) @page50 id: 33510eeae8 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - なな姫さん» お待たせいたしました…！！！きっとあの2人は何年経っても、死んだ先でも、仲良くなることはないんでしょうね…最高だ(?) (2022年12月22日 22時) (レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - なつとんさん» いい加減デートさせんとダメですからねっっ！！！！♡(?)かっちゃんと旅行行きてぇな… (2022年12月22日 22時) (レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
なな姫(プロフ) - 士傑高校の回！！待ってました！！！相変わらずのかっちゃんと肉倉先輩で萌える♥♥ (2022年12月21日 8時) (レス) @page50 id: d61250ad0a (このIDを非表示/違反報告)
なつとん(プロフ) - ちゃっぱさん» 目指しましょう…！！旅行！！旅行だ！！待ってました！ (2022年12月21日 0時) (レス) @page50 id: d157acdb5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃっぱ195
| 作成日時：2022年9月26日 19時
