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「はいこれ、借りてきたよ〜」
『わぁ！懐かしい…！
でもアラサーの私が果たして着こなせるのか…』
「んで俺まで……ｯ！」
あれから、毛原先輩とケミィさんが「緊急時だけ手を貸してくれたらそれで大丈夫」と言ってくれて、私と爆豪くんは控え室にいていいよと言ってくれた…んだけど、
「お前、母校久しぶりだって嬉しがってたんだろ、
切島に聞いた。どーせなら回ってこいや。」
そんな優しい爆豪くんの計らいで、最初はケミィさんと回ろうとしてたんだけど、
「え？だったら爆豪も一緒に行けばいーじゃん。」
「なんで1人で行かせようとすんの？ほんとはAの事嫌いなの？」なんて変な煽りをするから、爆豪くんも一緒に来ることに。
でも、変装しないとまたさっきみたいな騒ぎになりかねないからと、ケミィさんが私たちに士傑の制服を持ってきてくれたのだ。
『……。』
「……オイ」
『………。』
「オイ！」
『なに？』
「見過ぎだわ！」
……これは不可抗力なの。
だって……！
『士傑の制服似合いすぎじゃない……？！
こんな同級生いたら好きになっちゃう……うっ…
眩しすぎて見れない…カッコいい……っ』
この軍隊みたいな堅苦しい制服をこんなにかっこよく着こなせる人は多くないはずなのに……
……はぁ、今日も爆豪くんがカッコいい。
「士傑はこんな制服毎日着てんのかよ…ﾁｯ。
胸元詰まっとって息苦しいわ。」
『爆豪くん露出魔だからそれくらいが丁度いいよ！』
「誰が露出魔だテメェこの野郎！！
つーか！お前も大概似合っとんの何なんだよ！」
『え！ほんと？可愛い？』
そう言えば、爆豪くんはｼﾞﾄｯ…とした目で私を見てくる。
はは…アラサーが調子に乗ってスミマセン。
ｸﾞｲｯ!!
『っわ…！』
突然、手を引かれて歩き出される。
何も言わず、爆豪くんはズンズンと進んでいくから必死に足を動かす。
「……お前、やっぱクソモテとったろ。」
『やっぱ…？
……って、前にも言ったけど士傑は恋愛禁止だし、
そういうのは……』
「想うのは勝手だろ、表に出さんくてもそういう目で
お前のこと見とったやつは絶対いた。」
『……爆豪くん？』
「……クソ可愛いって言ってンだよ。」
その時初めて気づいた
爆豪くんの耳が赤いことに。
…もう、バカ。
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まなみ(プロフ) - いや、ケミィ先輩めちゃくちゃイイ女…！！そして、士傑メンツとのシーンが予想外に好きでした！士傑メンツの口調とかやりとりのリアリティが！そして、言わずもがな。リアリティさ残しながらもほぼほぼ出来上がり過ぎてるくらいの溺愛具合の爆豪くん最強です。 (2023年3月14日 18時) (
レス) @page50 id: 33510eeae8 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - なな姫さん» お待たせいたしました…！！！きっとあの2人は何年経っても、死んだ先でも、仲良くなることはないんでしょうね…最高だ(?) (2022年12月22日 22時) (レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - なつとんさん» いい加減デートさせんとダメですからねっっ！！！！♡(?)かっちゃんと旅行行きてぇな… (2022年12月22日 22時) (レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
なな姫(プロフ) - 士傑高校の回！！待ってました！！！相変わらずのかっちゃんと肉倉先輩で萌える♥♥ (2022年12月21日 8時) (レス) @page50 id: d61250ad0a (このIDを非表示/違反報告)
なつとん(プロフ) - ちゃっぱさん» 目指しましょう…！！旅行！！旅行だ！！待ってました！ (2022年12月21日 0時) (レス) @page50 id: d157acdb5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃっぱ195
| 作成日時：2022年9月26日 19時
