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私にはこの文化祭の警備をするにあたって一つ、危惧していたことがあった。
それは、今目の前にいるこの肉塊パイセンと遭遇してしまわないかということだ…！
「元気そうで何よりだ、星羅。」
『……あの〜…このお肉取ってもらっていいですか？』
首と腰回りに肉が巻き付けられて身動きができない。
まるで、「どこにも行くな」と言わんばかりに。
「この学校を警備するNo.3ヒーローを警備する
必要がどうやらありそうだと、先程言われたのだ。」
『……それは先輩じゃなきゃダメなんですか？』
「なんだ。
文句があるなら言ってみろ。
それともあれか？
私程度では、No.3の貴様を警備することは不可能…
とでも言いたいのか？」
細い目がｼﾞﾄｯ…と私を見つめる。
その瞬間、背筋が凍る。
……私はこの人が苦手だ、今まで出会ってきた人間の中では1番に君臨するほどに。
堅苦しい物の考え方……は、もう慣れたしスルーしたらいいんだけど
何が苦手かって、それは……
「心配は無用だ。
私が必ずお前を守ろう。」
『ひいぃっ…！』
ｽｯ…と手が頬に伸びてくる。
そう、この人……
「そしてそのまま、私の元へ来るといい。」
『誰が行くかぁぁ！！！』
どうやら、私のことを大変気に入っているらしいのだ。
『ああああ！はーなーせー！！！』
…なぜこうなった？！
楽しく士傑での思い出を振り返りながら警備にあたろうと思ってたのに、何がどうして肉倉先輩のお肉に巻き付かれながら歩かないといけないわけ？！
斜め前を歩く肉倉先輩の顔は心なしか満足そうだ！畜生！！
「星羅、貴様は確かリンゴ飴が好きだったな？
食べるだろう？」
『なんで知ってるんですかっ！
食べますけど！！！』
そう言えば、リンゴ飴を一つ片手に持って私に差し出してくる。
両腕は肉倉先輩の個性で使えないから、これは「食べさせてやる」って言いたいんだな……？
『……あーんは、爆豪くんにしかしてもらいたくありませんっ。』
ﾌﾟｲｯ
「……なんだと？
貴様…この私が食べさせてやると言っているのだぞ？！
黙って口を開けろ！」
『絶対イヤ』
「…大体、なぜあんな男と付き合っているのか
私には理解できない。
実力は確かだが、中身はただの暴君で品のないヤツだ。
貴様には相応しくない。」
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まなみ(プロフ) - いや、ケミィ先輩めちゃくちゃイイ女…！！そして、士傑メンツとのシーンが予想外に好きでした！士傑メンツの口調とかやりとりのリアリティが！そして、言わずもがな。リアリティさ残しながらもほぼほぼ出来上がり過ぎてるくらいの溺愛具合の爆豪くん最強です。 (2023年3月14日 18時) (
レス) @page50 id: 33510eeae8 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - なな姫さん» お待たせいたしました…！！！きっとあの2人は何年経っても、死んだ先でも、仲良くなることはないんでしょうね…最高だ(?) (2022年12月22日 22時) (レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - なつとんさん» いい加減デートさせんとダメですからねっっ！！！！♡(?)かっちゃんと旅行行きてぇな… (2022年12月22日 22時) (レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
なな姫(プロフ) - 士傑高校の回！！待ってました！！！相変わらずのかっちゃんと肉倉先輩で萌える♥♥ (2022年12月21日 8時) (レス) @page50 id: d61250ad0a (このIDを非表示/違反報告)
なつとん(プロフ) - ちゃっぱさん» 目指しましょう…！！旅行！！旅行だ！！待ってました！ (2022年12月21日 0時) (レス) @page50 id: d157acdb5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃっぱ195
| 作成日時：2022年9月26日 19時
