101話 ページ3
「へぇ〜
公安の下で暗躍してるって本当だったんだ〜」
……新たな刺客の匂いがする。
公安の下で働き始めて2週間とちょっと、早速頭が回らなくなり、隈も酷くなって、体も重たく感じるようになってきた。
爆豪くんも相変わらず目覚めないし
そんな感じで、心も体もズダボロで少しだけもらえた休憩時間中、公安のある部屋のソファでうつらうつらとしている時に、その声は聞こえてきた。
私たちの世代なら、誰もが一度は聞いたことがある声、そして見たことのある顔だと思う。
『……ホークス。』
「ドーモ！
そのソファいいよねぇ、俺もお気に入り。」
『…老けた？』
「年取ったことは否めんけど
その落ちそうな意識の中で言うのやめてくれる？」
……まあ、そりゃそうか。
私たちがホークスを初めて知った時からもうすぐ10年だもん、そりゃ老けるよ。
って言っても、やっぱり男前なことに変わりはないし、以前より大人の男性感が増して、色気がさらに漏れてる。
『なにゆえここに？』
「常闇くんみたいな喋り方すんのね。
いや、ね？
俺も公安には恩があるから、仕事しに来たんだよ。」
『……それで、なんで私が暗躍してるって知ってるんですか。』
「見聞が広いからね〜
聞いたよ？爆豪くん、今意識が戻らないくらいの重症だって。」
……なんだ、この人。
私のこと煽ってんの？
ヘラヘラと喋る口調に段々と自分の苛つきを感じる。
無意識？わざと？
この人、ウザイな。
「轟くんなんかも大怪我負ったみたいだけど、君は唯一トップヒーローの中で軽傷で済んだって話じゃん。」
『……。』
「え、寝た？寝たふり？
ごめんごめん！気を悪くさせるつもりはなかったんだって〜」
『……お喋りなら他所でお願いします。
マジで寝かせてください。』
心の傷えぐらないでほしい、マジで。
考えないようにして任務してるんだから。
「あー違う違う、用件がちゃんとあったんだ！」
『何ですか。』
「チームアップ要請だよ。」
『…いや、』
「君、個人にね。」
……あー、この人多分全部わかってる。
全部っていうのは、本当に"全部"、私のこと、今の状況。
仕方なくソファに預けていた体を起こせば、向かい側のソファに座ったホークスが真剣な目で私を見る。
あー…眠たい。
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あめみや(プロフ) - め"っ"ち"ゃ泣け"ま"す"(;_;)か"っ"ち"ゃん"ん〜〜 (2023年4月28日 17時) (
レス) @page37 id: a179dcb416 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - あおいさん» はじめまして…！♡一言だけどおっしゃらず、おっっもたいお言葉送っていただいても大丈夫ですよ？およよ？(調子乗んな)嬉しいです…ありがとうございます…！(泣) (2022年9月26日 19時) (レス) id: 12eaed4cf4 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - しろごまさん» ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました…！(泣)駆け足気味だったかな…？と思いつつ、かっちゃんの心境の変化、それに伴う行動の変化を書くことができて安心しております(^^)そう言っていただけて嬉しいです(泣)ありがとうございます！！ (2022年9月26日 19時) (レス) id: 12eaed4cf4 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - はじめましてなんですけど一言だけ失礼します…最高かよぉー！！！ (2022年9月20日 22時) (レス) @page50 id: 01cd2e0a3b (このIDを非表示/違反報告)
しろごま - 完結お疲れ様でした！最初は爆豪…って思ってたんですけど、続編まで行くとシャイニーちゃぁぁんー（号泣)になって、最後はもうほんとに二人共可愛すぎて言葉にならなかったです！とにかくほんとに面白い作品でした！他作品の更新応援してます！長文失礼しました💦 (2022年9月19日 19時) (レス) @page50 id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃっぱ195
| 作成日時：2022年8月3日 0時
