108話 ページ11
触られたところがジンジンと熱い。
爆豪くん以外の相手に、こんなの……
「顔、強張ってますよ。
どうしても食えないですか？」
『いや…そういうわけじゃないんですけど。
……って、え、これまさか全部手作りですか？』
気がつけば移動していた一室の机の上には、いかにも手料理しましたと言わんばかりのものがずらりと。
……毒盛られてる？
「毒なんて盛ってないですって。」
『えっ…』
「シャイニーの考えてることなんてお見通しなんすよ。」
P-Zさんはそう言うと、「ほら、あーん」ってわざわざ私の口までご飯を運んでくる。
疑わないといけないのに、上手いことを言って食べないようにしないといけないのに。
『……ん、美味しい！』
こんな少しの時間しかまだ一緒にいないのに
なんだか、この人といると調子狂うなぁ。
「ﾌｯ…」
『え、今笑いました？』
「笑ってねぇです。
ほら、とっとと食いやがれください。」
『言葉遣い違いません？』
どの料理も美味しくて、気がつけばほとんど完食してしまっていて、私のお腹は久しぶりに膨れ上がっていた。
ホッとしちゃって、疲れもあったからそのまま寝落ちそうになっていると
「寝るならそっちのソファ行ってください。
体痛めますよ。」
『…はーい。』
「はい、ブランケット。
何時に起こせばいいですか？」
『……ふふ、なんか爆豪くんみたい。』
……は？
私、今なんて言った？
気がついた時にはもう遅くて、バッとP-Zさんの方を見れば、真っ直ぐに私を見下ろしていた。
「僕、知ってますよ。
それ、大・爆・殺・神 ダイナマイトのことっすよね。」
『あー…うん。』
「どういう関係なんすか。」
……そういやこの人、私のこと好きなんだっけ。
表情は相変わらずの無表情、だけど探るような視線を私に鋭く向けてくる。
これ…逃げられないやつ。
「付き合ってるんすか？」
『……まあ。
でも、私は今こんなだし、彼もとある事情のせいで会って話せないんだよね……
もうどんだけ会いに行けてないんだろ…爆豪くん……』
「……そんなに、好きなんですか？」
『うん、好き。
好きだけじゃ収まりきらない。
…って、ちゃんと伝えたいのに。
やっと…想いが通じ合うって、思えたんだけどなぁ。
…って、なんでこんなに喋ってんだろ…ごめんなさい。』
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あめみや(プロフ) - め"っ"ち"ゃ泣け"ま"す"(;_;)か"っ"ち"ゃん"ん〜〜 (2023年4月28日 17時) (
レス) @page37 id: a179dcb416 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - あおいさん» はじめまして…！♡一言だけどおっしゃらず、おっっもたいお言葉送っていただいても大丈夫ですよ？およよ？(調子乗んな)嬉しいです…ありがとうございます…！(泣) (2022年9月26日 19時) (レス) id: 12eaed4cf4 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - しろごまさん» ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました…！(泣)駆け足気味だったかな…？と思いつつ、かっちゃんの心境の変化、それに伴う行動の変化を書くことができて安心しております(^^)そう言っていただけて嬉しいです(泣)ありがとうございます！！ (2022年9月26日 19時) (レス) id: 12eaed4cf4 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - はじめましてなんですけど一言だけ失礼します…最高かよぉー！！！ (2022年9月20日 22時) (レス) @page50 id: 01cd2e0a3b (このIDを非表示/違反報告)
しろごま - 完結お疲れ様でした！最初は爆豪…って思ってたんですけど、続編まで行くとシャイニーちゃぁぁんー（号泣)になって、最後はもうほんとに二人共可愛すぎて言葉にならなかったです！とにかくほんとに面白い作品でした！他作品の更新応援してます！長文失礼しました💦 (2022年9月19日 19時) (レス) @page50 id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃっぱ195
| 作成日時：2022年8月3日 0時
