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47話 ページ48

____全部、私が撒いた種だ。





考えたらわかる話だよ。




伏黒くんは優しい。



そんな彼のこと、好きになるのは当たり前だ。





私がしたのは、自分の彼氏を易々と弱っている女の子の元へ送ったようなもんだ。





つまり、自業自得。






でも……まだやり直せるなら。




自分で責任を取れるなら。






こんなとこで落ち込んでいる暇はないんだ。












「…………大丈夫か?」






伏黒くんを呼び出して数十分、ブランコに揺られていれば優しい声が頭上から降ってきた。




あぁ…間違いなく私に向けられているって感じて、なんだか泣きそうになる。





下を向いていると、しゃがんで顔を覗きこんでくる。






「………その顔は、俺のせいだよな?」





心配そうな、でも優しい眼差しで覗くその顔に不覚にも胸が高鳴って仕方ない。




カッコいい…好き……色々な感情が溢れて仕方ない。





そんな顔、初めて見る。







「………悪かった。」





違うの…どうして伏黒くんが謝るの。


私が伏黒くんにさせたことなのに。






「…俺は、お前に二度とそんな顔させたくなくて付き合おうって言ったのに。」






そんなこと始めて聞いたよ。




私も謝らなきゃいけないの。


そんな顔しないで、私は大丈夫だから。






言いたいこと、伝えたいこと、聞きたいことは山ほどあるのに、言葉が喉を通らない。







「俺はAをこの手で守るって決めてんだ。」





もうわかった…わかったから、そろそろ私も喋りたい。





ねぇ……伏黒くん。







「だから………





俺と、別れてくれねぇか。」








私のこと、今も好きなの?

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設定タグ:呪術廻戦 , 虎杖悠仁   
作品ジャンル:恋愛
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美悠 - ちゃっぱさん» じゃあ洪水のように泣きますねw(え?)続編おめでとうございます!!! (2022年3月17日 20時) (レス) id: 4ccee94cf3 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - 美悠さん» 大丈夫です。その涙、受け止める覚悟は済んでます。地中海の底までサヨナラしたいですよねっ♡() (2022年3月17日 19時) (レス) @page50 id: 12eaed4cf4 (このIDを非表示/違反報告)
美悠 - 読んでて泣きそう…どっちもいい子すぎる…とりあえず紗里ちゃんは沈めてきます…☆(野蛮) (2022年3月14日 23時) (レス) @page48 id: 4ccee94cf3 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - 美悠さん» 優等生と思わせておいてからの、その見た目に反してってやつですよね…あぁ、好きぃ (2022年3月14日 1時) (レス) @page48 id: 12eaed4cf4 (このIDを非表示/違反報告)
美悠 - ちゃっぱさん» 恵ちゃんは美形でクールですけど、実は元ヤンなところ凄くポイント高いんですよ笑 (2022年3月11日 21時) (レス) @page46 id: 4ccee94cf3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃっぱ195 | 作成日時:2021年12月26日 0時

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