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6話 ページ7

事が動いたのはそれから時間があまり経っていない日のことだった。



悟の謹慎が解けて、また4人でお喋りやら、時には任務をこなしたりしていた、何気ない日常。


そう、思っていたのは私だけだったのかな。





『えー!悟達が護衛に行くのー?!大丈夫?』


「大丈夫ってどういう意味だよ。
俺達2人で最強なの知らねぇのか?」


『いや、傑の心配じゃなくて、主にアンタの心配。』


「………言うじゃねぇか、小娘がよ。」





お互いいがみ合うのは前と変わらないけど、それでも悟の態度は前より幾分は優しくなった、気がする。


傑が何か助言してくれたみたいだけど、内容は一切教えてくれなかった。




で、その傑だけど、



「じゃあ悟、行こうか。
待っててねA。」


『うん…。』



頭を撫でて、優しく笑ってくれる傑。


最近はそんな感じのことが増えて嬉しいと思いつつも、







『やっぱり覇気がないよ。』


「あ?知らないよ。」


『なんで?!硝子は何も感じないの?!』




そう言っても、硝子は「別に普通じゃね?」としか返してくれない。



やっぱり、私の勘違いなのかなぁ…。


勘違いならいいんだけど!もし勘違いじゃないとしたら……





『傑は、何考えてるんだろう。』




そうだ、傑って誰よりも感情が読みづらいじゃん。


絶対に、私達に見せない裏の顔。



その顔は一体………





そんなことを悩んで数日間、悟と傑がいない高専は静かで、寂しくなった私が傑にかけるのは緊張するから悟に電話をすれば「子供かよ。」と貶された。


そう言いながらも、私が満足するまで繋いでいてくれるのが悟なんだが。



電話越しの傑の声は普段も変わらないから、顔は見えないにしてもやっぱり私の勘違いなのかもって、そう思ってた。









高専内に響いたアラート。


事前告知のない呪力に反応したことを表すそのアラートに、なぜか嫌な予感がしたんだ。


傑達がよく喧嘩してたまに鳴ったりすることはあるけど、今傑達いないし。





表に出て、言葉を失う。







『さ、……とる…?』





なんで……悟が……


待って…死んで、ないよね…?


だって、…悟だもん。




『そんなこと、あるわけが……ッ……』


「よぉ、お前こいつのダチか何かか?」


『ッ?!誰?!』



気配なく背後に現れたそいつに咄嗟に距離を取る。



呪力が全く感じられないその男…そうか、こいつが……

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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 夏油傑   
作品ジャンル:恋愛
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ちゃっぱ(プロフ) - プスメラウィッチさん» 初めまして!コメントありがとうございます^_^ オチは作成当初から決めています!ネタバレになってしまうのでオチをここで言うことは出来ませんが、完結間近ですのでぜひ楽しみに待っていただけると嬉しいです( ; ; )ありがとうございます!!頑張ります!! (2021年6月23日 22時) (レス) id: 12eaed4cf4 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年6月23日 19時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃっぱ195 | 作成日時:2021年5月3日 14時

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