すこ。 ページ4
「キヨくん好き。」
「へー。」
『冷たいね。自販機の綾鷹みたい』
「例えが独特」
キヨくんが好きっていってくれません！
『ねー、すきだよ』
「…ふぅん」
パソコンから視線が動かない彼。
くそぉ！←
とりあえずこういうときはレトくんレトくん。
あ…いっつもレトくんだから今日はヒラくんにしてみよ、！
なんとなく今は誰かに好きっていってもらいたいのだ！←
『ヒーラくーん』
「え、Aちゃんから電話ってめずらし。どしたー」
『ヒラくん好きっ』
キヨくん気づいてません！
もっとやってやる！
「え、え？どうした、？」
『ヒラくんだーいすきっ』
「え…俺も好き…。今キヨいないの？」
『いるよ。』
「待て死ぬ。死ぬ。とりあえず俺もすきだよ」
それだけいってヒラくんは電話を切った。
『ちぇっ、』
「おい」
キヨくん怒ってます、！
やったぁ！←
「何いつも嫉妬させてくれてんの」
『キヨくんがわるいもん、！』
「っ、俺もAのこと好きだ…これ昨日もいったんだけど」
『キヨくんになら何回好きって言われても鬱陶しくない〜』
「へぇへぇ。好き好き好き好き。」
このあともひたすら好きを連行してきました。
私はただ、キヨくんにこれをいってほしかっただけ。
ヒラくんがひどい目にあったことは知りませんでした。
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作者名：語。 | 作成日時：2019年3月21日 21時
