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『ん、...ん?』
夜だ、眠ってしまっていたのか...
暖かい...なッ!!?
何故義勇さんが隣で寝て!!?
あれ!?服は!!??
あ...、そういえばさっき.....
思い出すだけで茹でられたように熱くなる
(あの言葉の意味って、こういう事だったんだ...)
自分の発言を思い出し今更恥じてしまう
でも、お付き合いもしていないのにこういう事していいものだろうか?
じっと、義勇の顔を見つめる
(やっぱりお顔綺麗だなぁ...)
隣で眠る義勇の頬にそっと手を添える
義「...起きたか」
『えッ!あ、はい!おはようございます!!』
義「...体は大丈夫か?」
『え、体?...イタッ』
反射的に起き上がったものの、腰が痛い
義「はぁ、無理をさせてしまってすまない」
『い、いえ!なななんか私のために教えてくださったんですもんね!?いいんですこれくらい大丈夫です!!...でも、良かったんですか?その...お付き合いしてない、私なんかと、その、こういう事して...』
私は義勇さんのことが好きで、その、幸せだったけれども...
義勇さんは私が無理言ってしてくれたのかもしれないから...
義「は?」
『え?』
えええええ、なんかまたあれ変なこと言ってしまったのか????
義「はぁー」
あぁぁ、ため息ついていらっしゃるぅぅぅぅ
義「あの時の言葉の伝わっていなかったようだな」
『?』
あの時の言葉?
義「...順序は変わってしまったが、きちんと俺から言わせてもらう」
『?はい』
義「俺はAのことを好いてる、それに責任もとる、だから結婚を前提に付き合ってくれ」
まさかこんな風になる日が来るなんて
『はいっ!勿論です!!』
今日は人生で一番幸せな日なのかもしれない
「カーカー、任務ゥ!任務だァ!」
『ハッ!行かなきゃ...イタッ』
...思ってる以上に腰が痛い
『根性で...!!』
義「いい、俺が行ってくる」
『え!?それは申し訳ないです!』
義「そうしてしまったのは俺だ、Aは大人しくしてろ」
柱になっての初任務なのに...
『絶対に明日までには治します!!』
義「フッ、そうしろ」
そう言うと義勇さんは素早く支度をして行ってしまった
ボフッ
(義勇さんの匂いだ...落ち着くなぁ)
早く復活しないと
寝よう...
ーーーーーーーーーーー
一方その頃義勇は
義「(あの時の責任とるって伝わってなかったのか...、それに歯止めが利かず無理をさせてしまった.....)」
色々反省していた。
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氷架(プロフ) - ウォルさん» ありがとうございます(*´∀`*) (2019年7月17日 17時) (レス) id: e8bba8b1d2 (このIDを非表示/違反報告)
氷架(プロフ) - かなとさん» ご指摘ありがとうございます!気づいてませんでした、本当に助かりました〜(*・ω・)*_ _)ペコリ (2019年7月17日 17時) (レス) id: e8bba8b1d2 (このIDを非表示/違反報告)
ウォル - 続編おめでとうございます♪ (2019年7月17日 16時) (レス) id: 3e8a4acfd1 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年7月17日 15時) (レス) id: 24467df71f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷架 | 作成日時:2019年7月17日 15時