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さて、食事とかも済ませたし

まだ任務の知らせも受けてない

薬でも調合するかな

『えーと、道具を出して〜...』

ガサゴソ

義「?何をしてるんだ」

『あ、これですか?薬を作ってます、傷薬とかは多く作っておきたいんですよ、いつでも使えるように』

義「そうか、見ててもいいか?」

『はい!勿論どうぞ!』

私はひたすら作業をこなし

義勇さんはただそれを見つめてる


義「凄いな」

『ふふ、ありがとうございます!...私薬作りはちょっとした自慢なんです、薬を作ってるおばあちゃんがこの歳で出来るのは凄いって褒めてくれたから』

義「.....」

スッ

ポン

義勇さんは無言で頭を撫でてくれた

『...どうしたんですか?ありがとうございます??』

義「俺は任務に行ってくる」

『そうですか、お気をつけて!あ、丁度出来たのでこれを持って行ってください』

薬をそっと手渡す

義「ありがとう」

フッと微笑み義勇さんは行ってしまった


『...おばあちゃん』

義勇さんの大きな手はおばあちゃんと同じ暖かさを感じた

『私、頑張るよ』

また作業へと戻った


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

『ふぅ、これくらいでいいかな』

ある程度の量を作り終えた

『うーん?だんだんしまう場所がなくなってきちゃった』

いつも鞄や羽織、隊服などに忍ばせてあるが

収納場所が減ってきた

なにかいいしまい方は...

『羽織に収納できる所を増やそう!』

羽織の内側にポケットを縫いたす



『できた!丈夫に作ったから落ちる心配もなし!』

数時間かけて抜い終え、ゆっくりと夜があけ始めた

『...と、もう朝かぁ、ご飯作って義勇さんの帰りを待つかな』

何だかものづくりを沢山しているなぁ

なんて考えながらも料理をしていると

ふと、血の匂いがした

『!もしかして...義勇さん!!』


ドタバタと家の外へ行くとそこには足に怪我をおった

義勇さんがいた

『大丈夫ですか!?すぐに治療します、しっかり掴まってください』

義「いや、これくらい...」

『よっこいしょ』

義「!?」

私は義勇さんを抱きかかえて部屋へと戻った

『傷はそう深くはないですね、でも止血が甘かったかもしれませんから気をつけてください、...どうしたんですか?そんな微妙な顔して』

義「...いや、なんでもない」

でもまぁ酷い怪我じゃなくて良かったな

義「なにか焦げ臭くないか?」

『あ、いけない!!』


料理の事をすっかりと忘れてた。

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氷架(プロフ) - ウォルさん» ありがとうございます(*´∀`*) (2019年7月17日 17時) (レス) id: e8bba8b1d2 (このIDを非表示/違反報告)
氷架(プロフ) - かなとさん» ご指摘ありがとうございます!気づいてませんでした、本当に助かりました〜(*・ω・)*_ _)ペコリ (2019年7月17日 17時) (レス) id: e8bba8b1d2 (このIDを非表示/違反報告)
ウォル - 続編おめでとうございます♪ (2019年7月17日 16時) (レス) id: 3e8a4acfd1 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年7月17日 15時) (レス) id: 24467df71f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:氷架 | 作成日時:2019年7月17日 15時

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