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義「雷道か」
...何故だろう、雷道って呼ばれるのに違和感がある
『...あ、プリント!持ってきました』
義「そうか、ありがとう」
『いえ!...また菓子パンですか、栄養偏りますよ?何か作ってあげましょうか?鮭大根とか!』
義「!...お前に教えたことあったか?好物が鮭大根って...」
え、聞いたことはないが何故かポンっと出てきたのだ
『...何故でしょう、なんか思いついたのがそれで...、というかお前じゃなくてAですって...ば、あれ?なんでこんなこと?すみませんなんかよくわからないこと言って』
なんだろう、前もこうやって冨岡先生と話したことあるような...
義「...??」
冨岡先生も不思議そうな顔をしている
『あ、じゃあ私戻りますね...って、ピャッ』
戻ろうとした時、自分の足に足を引っ掛けてしまい
転びかけた、が
ドンッ
義勇さんが受け止めてくれた
『ありがとうございます、義勇さん!』
義「気をつけろA」
...あれ?
『義勇さ...ん?...あ!!?義勇さん!!』
義「?どうしたんだA...え?」
今日あった違和感はこれだったのか
前世...善逸が言ってたことは正しかった
『義勇さぁぁぁぁん、また会えて嬉しいですぅぅぅぅぅぅ!!』
義「嗚呼、俺だ」
ぎゅうっと抱きついた感覚はとても懐かしい
ボロボロと出る涙が止まらない
珍しく義勇さんも涙目のように見える
『グズッ私、今世でも義勇さんのこと愛していますから...』
義「勿論、俺もだ」
ふふっと2人で笑いあった
ガチャ
善「冨岡せんせーい、プリント...って何やってるんですかぁ!!?」
バタンッと急いでドアを閉めてくれる善逸
『善逸ぅぅぅぅぅぅ、久しぶりだねぇぇぇぇぇえ』
善「あ、記憶戻ったのね!?それで2人でいたの、でもね!?でもねでもね!!今は生徒と教師ってこと忘れないでね!??俺じゃなかったら問題起きてたかもしれないんだからね!!!」
そっか、今は犯罪になりかねないのか
『気をつけましょうね義勇さん』
義「そうだなA」
善「いやいや、呼び方アウトだよ」
義『「あ、」』
善「...相変わらず仲良しそうで何よりだよぉ」
こうして少し問題は増えたもののまた新たに
私と義勇さんの物語が始まったとさ
チャンチャン
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氷架(プロフ) - ウォルさん» ありがとうございます(*´∀`*) (2019年7月17日 17時) (レス) id: e8bba8b1d2 (このIDを非表示/違反報告)
氷架(プロフ) - かなとさん» ご指摘ありがとうございます!気づいてませんでした、本当に助かりました〜(*・ω・)*_ _)ペコリ (2019年7月17日 17時) (レス) id: e8bba8b1d2 (このIDを非表示/違反報告)
ウォル - 続編おめでとうございます♪ (2019年7月17日 16時) (レス) id: 3e8a4acfd1 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年7月17日 15時) (レス) id: 24467df71f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷架 | 作成日時:2019年7月17日 15時