Episode14 ページ15
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「 なんで絵描きを目指そうと思ったんだ？ 」
『 シャンクスさんにも
同じような質問されましたよ 』
外から聞こえる騒がしい声をききながら、
ふたりでゆっくりのみ交わす。
ベンさんからは、さっきほど
私を警戒する様子は感じられないので
きっと 船に乗ることは許してくれるんだろう。
シャンクスさんに話したことと
同じことをベンさんに話す。
「 ･･･ッふ、
お頭が認めるのもわかる気がする 」
『 そんな大それたものじゃないのに･･･ 』
「 でも、おれ達の船に乗れば
世界を見てまわれるのは確かだ 」
でも、とひとつだけ気がかりになっていたことを
ベンさんに伝える。
これはシャンクスさんにも言っていない。
『 ･･･皆さん、お酒こそ呑んでますが
必ず武器を身に付けてますよね。
例えばシャンクスさんは剣、ベンさんはピストル。
皆さん何かしらのものを
いつでも構えられる位置に身に付けてる。
つまりこの船の船員は全員戦闘員ですよね 』
「 まァな 」
『 今までひとりだったので
それなりに戦える自負はありますが、
相手が海賊となると私なんて虫ケラですよ 』
「 ならおれが鍛えてやろうか。
あんたの性格から見るに、
“ 守ってほしい ” とは言わねェだろう？ 」
挑発するような表情を浮かべる。
厳ついとはいえ顔のいい人にそんな顔で見られれば
クラッとくるものはある。･･･じゃなくて。
『 ぜひ、お願いします 』
「 お頭に知られりゃ全力で止められそうだな 」
『 しばらくは内緒ですね 』
──── バターン！！
「 お前らおれを差し置いて
キッチンでこそこそしやがってー！ 」
「 うるせェのが来た･･･ 」
イイ感じに出来上がっているシャンクスさんは
ルゥさんと肩を組んで、
キッチンの扉を蹴破る勢いで入ってきた。
「 イチャイチャしてんじゃねェ！ 」
『 してません 』
「 Aはおれのだ！ 」
『 違います 』
「 さあAもっと呑め！！ 」
お水もらいたくてキッチンにきたのに。
ベンさんも助けてくれる気配はない。
遠くで煙草をふかして
ニヤニヤとこっちを眺めてる。
･･･くそぅ、私も煙草吸いたい。
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紗那(プロフ) - 初めまして、シャンクスとの夢小説を探していたらこの小説を見つけて題名も気になったので読んだのですが、とても面白くて最高なstoryで一気読みしてしまう程大好きになりました(^^)続きを読みたいと思ってますので是非書いて欲しいです！いつまでも楽しみに待ってます (2022年10月23日 15時) (
レス) @page45 id: 651dd4d3c6 (このIDを非表示/違反報告)
なこ(プロフ) - シャンクスとの夢小説を探してた時に、こちらの小説を見つけて読ませて頂きました！本当に感動( ；∀；) もう更新されないですかね？願わくばまた続きが見られたら嬉しいです。 (2022年8月31日 22時) (レス) @page45 id: 247691cc0f (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - ほんとにほんとに大好きです、！！もし更新する機会がありましたら是非よろしくお願いします。 (2022年8月9日 23時) (レス) id: b5d041dec7 (このIDを非表示/違反報告)
香 - すごい好きです！更新応援しています (2022年5月10日 9時) (レス) @page45 id: 64178017ff (このIDを非表示/違反報告)
すずめ - 初コメ失礼します🙇♀️ひぇ、好きすぎて心臓鷲掴みにされた気分です…夢主ちゃんにもシャンｸｽにもめちゃくちゃときめきました…どうか、どうか、続きを…2人に幸せになって欲しい…夢主ちゃんの性格めちゃくちゃ好きです… (2021年12月17日 17時) (レス) id: e7fe75bfb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまごエッグ | 作成日時：2019年8月25日 12時
