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10話 英雄はじめました2 ページ12

「はい!もっと剣もっと早く振って!」

…なぜ俺は今剣を振ってるのだろうか。

反論はこれでもかと言う位言ってやった。

王様に対する言葉(ほぼドジに対する事)はものすごく効いた。

マシンガンのように間を開けず言い続けると王様は言い返せず挙げ句の果て逃げていった。

しかし、奴の脅迫行使と言い返す暇を与えない言葉(ほぼ俺のヘタレに対する事)に、何もする事は出来なかった。

______________________________

「と、とりあえず自己紹介でもしましょうか!」

奴の暴言と英雄就任命令で精神参っていて、これ以上何も聞きたくなかった。

まあ、自己紹介位ならいいか。

「じゃあ僕がしますね!」

手を上げ、元気よく話しだした。しかし、王様であろう人が「僕」のワードを使っていいのだろうか。

「僕の名前はリーラです!これから会う事も増えると思うのでよろしくお願いします!で、そこにいる英雄さんがヘゼルトさんです」

「ちょ、そこってなんなの?もっと敬う気持ちないの?!『こちら様』とかさぁー」

普通の自己紹介なのに突っ込む?!

「す、すみません!でも一応僕王様ですし…」

(いいぞ、もっと槍投げ野郎に言ってやれ!)

俺は、いつからかヘゼルトに復讐心が湧いていた。

「こんにゃろう強気になりやがって!!」

そして槍を空中に出し、リーラに向け飛ばす。しかも何十本も同時にだ

しかし王様は凄かった。「やれやれ」とでも言いたげに呆れながら両腕を使って弾き飛ばす。

そして何故かヘゼルトは楽しそうだ。軽い笑顔で次々に槍を飛ばしていく。

もしかしてこれ喧嘩なのか?もしそうだったら俺ついていけない…

俺の体が心配で仕方が無かった。

「これ近いうち死ぬな…」

登場人物 2 紫ノ国英雄 ヘゼルト→←9話 英雄始めました1



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作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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ゲファレナ(プロフ) - ありがとうございます!ただ更新はまだまだかもですw色々問題ありましてw (2015年8月2日 21時) (レス) id: 241b59f783 (このIDを非表示/違反報告)
Morte(プロフ) - ゲファレナさん» 文章力普通にあるよー??読みやすいし〜何より物語性がいいよね!!!!!更新楽しみ(((o(*゚▽゚*)o))) (2015年8月1日 20時) (レス) id: 0e3484fee1 (このIDを非表示/違反報告)
ゲファレナ(プロフ) - Morteさん» ありがとう!ただ文章力無さ過ぎて色々詰んでるwあと返信遅れてしまいすみませんでした! (2015年8月1日 20時) (レス) id: 241b59f783 (このIDを非表示/違反報告)
Morte(プロフ) - 更新がんばれよ!!!応援する!!\( 'ω')/ (2015年7月9日 16時) (レス) id: 0e3484fee1 (このIDを非表示/違反報告)
ゲファレナ(プロフ) - あんこさん» ありがとうございます!頑張ります! (2015年5月17日 22時) (レス) id: 241b59f783 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゲファレナ | 作者ホームページ:http  
作成日時:2014年12月25日 12時

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