曇天の4兄弟!!

番外編8 ページ45

『ちょっと、家族で買い物行きたいなぁ〜とか思って提案しただけじゃあねぇか…』

どっちかと云うと、皆で料理する事よりも買い物に行きたいだけなんだが

日頃の行いは良いはずなのに…

Aには、“イタズラを仕掛けて困らせる”という事は、悪い事に含まれないようだ

『……』

完全に拗ねた俺は部屋の隅っこでのの字を書き始める

チラチラと様子を伺うのは忘れない

少しの攻防の間、呆れたように溜め息が吐かれた後弟達が寄ってきた

若干空丸だけが遠いが、ダル絡みされたく無いのだろう

「ほら、買い物行くんだろ？」

『天火…』

「早く行くっス」

心なしか目の奥が熱いがいつも通りの余裕のある笑みを浮かべてみた

留守番をしていると云う白子を説き伏せて、五人で町に出た


すごく心地のいい空間に俺の頬は終始揺るみまくっていた


買い物を済ませた後も、また五人で料理を作った

白子の作ったご飯はちょっと(と言うとかかなり)食べれた物ではない無かったが…


いつも以上に穏やかな空間に俺の心も浮いていた

(あぁ、もうホント大好きだよお前等…)

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

ある日の一日…ですかね？
普段以上に甘えただと可愛いですよね

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