57話【引っかかる】 ページ7
A「やっぱりさ、バレーしてたいんだよね、」
藍「.................。」
そう言ったAさんは、力強く笑っていた。
バックの海が、夕日に照らされてきらきらと輝いている。
そんな場所で宣言するAさんは、きっとすごく考えたのだろう。
藍「............そぅ、ですか、」
俺に、否定する権利はあらへん。
Aさんが決めたことやから、
藍「........お互い、頑張りましょ、」
A「気が早いよ、藍くん、笑」
別に悲しいわけやない、
ただ、何かが引っかかってまう。
藍「.......そろそろ、戻りますか、」
A「そうだね、」
俺たちは一旦部屋に戻った。
Aさんの部屋に戻り、時間を確認する。
午後17:30
夕食まで後30分。
一旦、部屋に戻るか.......。
藍「.......一旦、部屋戻りますね。」
A「うん、分かった。」
藍「っあの、今日.........、」
A「.......、？」
藍「..........夜、部屋行っても、いいですか？」
ーーーーー
「僕、黒服なんだけど」
新作はこれにしようかな、と思います！
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作者名：きょれっくす | 作成日時：2023年11月22日 23時
