〃 【完】 ページ38
その後は順調に試合が進んだ。
見事に試合はストレート勝ち。
代表復帰は素晴らしい形で幕を下ろした。
実況「では、AA選手のインタビューです。」
実況「代表復帰戦、素晴らしい形で幕を下ろしました。今の率直な気持ちを教えてください。」
A「そうですね。今は、嬉しい気持ちでいっぱいです。」
実況「苦しい時間を超えた先、代表復帰を決意したと思います。......きっかけというのはありましたか?」
A「はい、ありました。.......いろんな人の支えがあってここまでこれました。」
A「でも、一番大きいのは_____
______大切な人がそばにいたからですかね。」
きゃぁぁぁ!
と、歓声が上がる。
藍「............っ、はぁ?」
祐希「笑、言われてるよ藍。」
実況「支えがあってここまでこれたと。.......最後に今後の意気込みを教えてください。」
A「意気込み、ですか?笑.......そうですね。」
A「まぁ、一度は挫折をしましたが、バレーができることにありがたさを持って頑張っていきたいと思います。」
実況「はい!ありがとうございました!!AA選手でした!」
手を振りながら、クールダウンの位置へ向かう。
A「.............!」
藍side
インタビューを終え、クールダウンの位置へ向かうAさん。
すると、ふいにばちっ、と目が合う。
藍「................っ、」
目があった瞬間、ふわりと笑う彼女。
その表情はずるい、
一瞬だけ笑うと、位置へ戻っていった。
西田「照れてやんの、笑」
祐希「笑、藍、もうHP0じゃん。」
藍「............うるさいです。」
クールダウン位置に向かったAさんが、他の選手からいじられてるのを
俺は知る由もない。
ーーーーー
後日談終了です!!
今まで、ありがとうございました!!
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作者名:きょれっくす | 作成日時:2023年11月22日 23時