83話【先輩の余裕】 ページ33
藍side
部屋に戻り、小川さんからの事情聴取(説教)を受ける。
その後スマホを開くと、1件連絡が入っている。
祐希さんから送られてきた言葉。
祐希《「安心しとけ。」》
くそう、
なんでそんなにかっこいいん?
しばらくスマホの画面と睨めっこする。
小川「(..........祐希さんからなんか言われたんだな、笑)」
たった一文。
されど一文。
この滲み出る先輩感。
まぁ、実際先輩なんやけど。
くそう、(2回目)
かっこいいなぁー、
すると、扉のノック音が聞こえる。
Aside
後で向かうね、と言っておいたが正直行かなくてもいいと思った。
けど、自然と足は藍くんの方へと向かって行って
今は、藍くんの部屋の前。
相変わらず、自分の甘さには泣きたい。
意を決して、扉をノック。
ガチャ、とドアが開く。
藍「っえ、Aさん。」
A「っいや、その、後で構うって言ったから来ただけで、その、」
いざ会えば、自分の口から出る言葉は全部言い訳。
A「...............っ、!」
すると、ふわっ、とした藍くんの香りに包まれる。
藍「..........めっちゃ嬉しい、」
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作者名:きょれっくす | 作成日時:2023年11月22日 23時