52話【両思い】 ページ2
藍「_____それより昨日のこと、」
A「.........あー、」
改めて言われると、恥ずかしい。
藍「.......俺のこと、好きなんですよね?」
A「............っう、まぁ、」
藍「........なんすか、それ、笑
まぁ、俺は好きですけど。Aさんのこと、」
こういうことをサラッと言うからアレなんだよ、
いや、どれだよ。
頭の中で、あーだこーだ言っていると藍くんから声がかかる。
藍「......それで?Aさんはどうなんすか?」
A「...............、き、」
藍「聞こえへん、」
・・・・・・
A「............す、き、」
.......いや、なんか言ってよ、
なにこの空気、気まずいじゃん。
すると藍くんが、頭を抱えはぁー、と深く息をはく。
藍「......ってことは、俺ら両思い、なんすよね?」
A「.........ま、まぁ、?」
藍「.......あかん、
嬉しすぎて、泣きそう、」
そう言った藍くんは、私をそっと抱きしめた。
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作者名:きょれっくす | 作成日時:2023年11月22日 23時