・ ページ42
うちは元々は四人家族やった。
うちの親が小2の時に離婚して、母親に着いて行ってあゆみ姉ちゃんの方の従兄弟の家に住むようになった。だから、従兄弟の家が実家みたいなもんやった。あゆみ姉ちゃん(ジャニオタ)は本当のお姉ちゃんみたいな感じやってん。
ここまではメンバーに言っとる。
ほんまは双子の姉がおった。
小2までは一緒やった。
三宅千鶴。
うちが母親に着いて行って向こうが父親に着いて行った時点で離れ離れになってんけど、うちは正直嬉しかった。
顔は瓜二つって言われる事が多かった。
うちは似とるって全然思った事無かったけど。
でも性格は正反対。
昔っからぶりぶりしとってうち以上に性格悪かった。
ほんま嫌いやってん。実の姉妹やのに。
ここまでがメンバーに隠していた唯一の事。
千鶴は昔からうちの居場所ばっか奪おうとしてきて。
昔はその事で本気で悩んだりしとった。
それで離れてからほっとしとったのに、今になってこんな事して来るとか。
最悪やん。今が一番頑張らなあかん時やねんで？
青side
「そういう事やねん。今まで隠しとってごめん。」
Aが俺らには言ってなかった秘密の話をしてくれた。双子やったなんて、初めて聞いたなぁ…。
安「という事はAのお姉さんは今になってAの居場所を奪おうとしてるって事？」
「多分な。あいつ、アイドルになるのが夢やってんけどうちが先になってもたっていう事でなれんくて、相当恨んどったらしいけどな。」
安「ふーん…。なるほどなぁ…。」
「まぁそういう訳やからメンバーの誤解解くの手伝ってな。」
安「え？」
「うち一人やったら大変やん〜。特に亮ちゃんとかしつこいから…。」
安「分かったわ…。あ、そういえば、その千鶴さんの写真ってあるん？」
「5年くらい前に会った時のやつやったらあるで。」
安「会ったの結構最近やねんなぁ〜…。見して。」
Aが写真を渡して来る。
確かに顔は瓜二つやった。
でも髪質とかちゃうところもあった。
なによりも雰囲気が違う。
カジュアルな服装、ノーメークのAに対し、結構露出多めな服でばっちり化粧した千鶴さん。
恐らく千鶴さんであろう方は週刊誌に載ってたAと全く一緒やった。
安「でも千鶴さんがノーメークでAと同じ格好しとったら分からんかも知れんわ。」
「えーそれは無いやろ…。完全にちゃうやん。千鶴とかどっかの売れへんモデルみたいやろ。」
安「確かに服装がな…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 103人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
らいあ(プロフ) - 7人で集まるん？？ (2019年7月18日 16時) (
レス) id: 0b2de732ac (このIDを非表示/違反報告)
まり姉(プロフ) - 過去の話の社長に呼び出された8人って書いてるけど、数えたら7人しか居ないですよ？？亮ちゃんが居てないです (2018年10月3日 20時) (レス) id: 1b60a2d7db (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：昴 | 作成日時：2018年9月18日 11時
