出会い(黄) ページ16
黄side
今日は俺がインタビューを受ける日だ。
記「あ、そういえば、三宅さんと錦戸さんが初めて会った時の話ってあまり聞いた事無いんですよ。教えて頂けますか？三宅さん、覚えてないらしいんで…(苦笑)」
錦「俺とAの出会いかぁ。まぁ、Aは俺のヒーローやったかな。」
記「と言いますと？」
錦「俺、Jr.に入った頃、前のAとおんなじような陰湿な嫌がらせ受けてたんすよ。ダンス中に足が滑ったとか言って足蹴られたり、踏まれたり、あ、あと財布盗まれる事もありましたね。酷いでしょ？これが男のやることかって。でも悔しい事に俺は何も言えへんかった。そんな時助けてくれたんがAなんです。」
Aに助けられた日もいつものように嫌がらせ受けて、財布盗まれていた。しかもその日に足首を蹴られたせいで軽く捻挫？歩いたらズキズキ痛んだ。
それで、俺はとうとう歩けんくなってしゃがみこんでもた。
俺に嫌がらせしてた奴らは
Jr.「男のくせにそんなんで歩けんくなるとかだっさいなぁwww」
とか言って追い討ちをかけるように蹴ってきた。
俺はいい歳してるのにとうとう泣きそうになった。
「お前ら何やっとるねん。」
そん時に現れたんがA。
俺、正直言うとその頃のAが苦手やった。
あの事件の噂をチラチラ聞くし、あのすばるくんや、横山君、村上君と仲が良かったから。
俺はビックリした。
「ダサいんはお前らやろ。男のくせにネチネチやって。お前らが錦戸くんに何やったかは全部知っとるんやからな。」
Jr.「は、お前生意気やぞ。」
俺をいじめていた奴はAに逆ギレし、Aに、殴りかかろうとした。
俺と同期とはいえ、奴はAより歳上やった。
男の力に勝てる訳ない。
そう思った俺はとっさに目をつぶった。
ドサ
人が倒れる音がする。
俺がゆっくり目を開けると、そこには俺をいじめていた奴が倒れていた。
「あ、足が滑った。まぁ先に殴りかかってったのはそっちやし、正当防衛よな。」
Jr.「調子乗んなや！しつこいねん！」
俺をいじめていた奴が起き上がり、再びAに殴りかかった…
スパーン
奴が尻餅をつく。
Aが奴の顔に回し蹴りを入れたようだった。
「しつこいのはそっちや。」
かっこええ…
俺はその瞬間、Aに惚れた。惚れたって言うても、憧れみたいな方。
そして、Aはこっちに歩いて来て、
「錦戸くん、大丈夫？」
と聞いて来た。
それからやな。Aとつるむようにやったんは。
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らいあ(プロフ) - 7人で集まるん？？ (2019年7月18日 16時) (
レス) id: 0b2de732ac (このIDを非表示/違反報告)
まり姉(プロフ) - 過去の話の社長に呼び出された8人って書いてるけど、数えたら7人しか居ないですよ？？亮ちゃんが居てないです (2018年10月3日 20時) (レス) id: 1b60a2d7db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：昴 | 作成日時：2018年9月18日 11時
