オファー ページ13
ちーくんAさん!大変です!
ちーくん後で事務所まで来て頂けませんか?？
今日は仕事が休みやから家でのんびりしとったら急にちーくんからLINEが来た。
淡々としたちーくんがびっくりマークとか使うの珍しいな。
何事やろ。
A了解ー
どうしよ自分で車運転して行くかな。
でもめんどいなぁ…
「ヨコー、事務所まで車で送って！」
うちはヨコに頼る事にした。
横「ええけど…なんかあるん？」
こんな感じでヨコはいつも快諾してくれる。
「なんか分からんけどちーくんに呼ばれた。
横「ふーん…。用意するから5分くらい待って」
「ありがとうー」
なんの話やろ。
うちはヨコに送ってもらってちーくんに指定された場所に向かった。
部屋に入るともうちーくんはおって、その横にチーフもおった。
前のベース騒動の時と一緒やな。
ちなみにベース騒動は結局どっちも移動せんまま収まってんけど。
「で、何が大変なん？」
うちは椅子に座りながらちーくんにそう問いかけた。
ち「あのですね、実は、Aさんにハリウッド映画のお話が来てて…。」
「は？」
ハリウッド映画ってあのハリウッド？
ち「僕もめちゃくちゃびっくりしたんですけど…あ、でも主役とかじゃなくて…」
「いや、分かっとるわそんなん」
ち「Aさん、空手得意じゃないですか。たまたまAさんのアクションを見た監督さんがぜひAさんに出演して頂きたいと…」
ちーくんは混乱のせいか日本語がたどたどしくなっている。
うちアクションなんかいつやったっけ。
その時うちの頭にある一つの可能性が浮かんだ。
「なぁ、もしかしてドッキリ？」
ち「いや、違います。まじの話です。」
即座に否定された…。
ちーくんのグダグダ具合に見かねたチーフが説明してくれた。
チ「Aさん、eyesでアクションシーンやりましたよね。」
確かにやった。結構派手な。
チ「そのアクションを見て今回この話が来たんです。」
へぇ〜…ってeyesまだ公開されてへんやん。
どうやって…。
チ「Aさんの疑問は分かります。まだ公開されてないのになんで？って思いましたよね。」
すげー…エスパーやん…
チ「実は身内だけの試写会に来てたんですよその監督。なんせ松下監督とお友達らしくて。」
松下監督にそんな交友関係があったとは…怖い…
あれ？でも私そんなの行ってないぞ？
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てりゅここ(プロフ) - サーさんさん» 初めまして！読んでくださりありがとうございます！これからも頑張ります！ (2020年4月24日 0時) (
レス) id: a989dff0d5 (このIDを非表示/違反報告)
サーさん(プロフ) - てりゅここさん、初めまして!∞の紅一点シリーズ読ませて頂きました！主人公ちゃんとメンバーの関係性がこの後どうなっていくのかとても続きが気になります！そして主人公ちゃんのお姉さんもこの後出てくるのかな？更新頑張ってくださいね！ (2020年4月23日 22時) (レス) id: 2aa0ad98f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：昴 | 作成日時：2020年3月9日 0時
