個性 支配

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ドアの方へ目を向けると

『...』

絶望した

入ってきた子はオールマイトの様な

強そうな人

ではなく

ヒョロがりで弱そうな、お世辞でもオールマイトとは似たところは無いそばかす男だった

なのに匂いは“彼”の面影が感じられる

？「...///！？」

私は無意識に彼の前までたって彼に顔を近づけていた

『ふうん..…』

？「えっと？///」

『君、変わった“匂い“がするね無個性と“彼“の様な匂い』

？「に、匂い？///」

彼は赤面しつつ私の目をじっと見ながら質問をする

『私はマキマ...よろしくね』

私は首を傾げて彼を見つめる

すると彼は顔をもっと真っ赤に染める

？「え、あ..ま、マキマさん、よ、よろ、よろしk」

先生「お友達ごっこならしたいならよそへ行け」

？「ホッ！？」

『...』

緑頭のそばかす男は先生によって最後まで喋ることが出来ず

少ししょぼくれながら担任である、消太先生に言われた通りみんなと運動場へと向かった

『...ふふ』

彼の其の姿は、誰にでも懐く犬みたいだ

それに、このクラスも犬の様な子が沢山いる

それが私がこのクラスへ抱いた第一印象だった