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第百十五話 買い出し ページ32

「妙にテンション高えな」


「ふふん、実は見つけちゃった。アレ、カセットコンロでしょ。鍋とか出来ないかな?」


「ワガハイ賛成!『同じナベのメシ』的な?」


「締めはおじやで頼む。三つ葉多めでな」


「締めはうどんだ」


「え〜っ!?」


「私もうどん派!」


「ク、お前たちわかってないな。おじやのなんたるかを!」


「金ねえやつは静かにしてくださーい。んじゃ、買い出し行くべ!」


「おー!」




買い出しに行く前にAは杏と一緒にマスターに話しかけた。


「あの、マスター。少しいいですか?」


「どうかしたか?」


「男子で身長が高いスラっとした人いたじゃないですか。あの、大荷物持ってた」

祐介の特徴を言うと「あ〜」とマスターは頷く。
次にAたちは祐介が今、帰る場所がなくて困ってるということをマスターに伝えた。


「よかったら、彼をここに置いてくれませんか?」


「せめて今日一日だけでも……」


「いいよ。アイツにもそう伝えておけ」


「「ありがとうございます!!」」



話を終えた二人は近所のスーパーに出かける。
竜司と祐介は買い物カゴの中にひょいひょい自分たちが食べたいものを入れていた。



「肉、肉ーっと」


「野菜も入れなよ?肉ばっかじゃん!」


「三つ葉は……」


Aは定番の具材だけではつまらないと思い、ネットで変わり種を調べてみる。すると、出て来たのは……


「え、うそ。お鍋にせんべい……?」


「なにっ!?せんべいだと?せんべいはそのまま食べてこそ至高だが!」


「でもこのサイトにせんべい意外と合う!って書いてるの。チャレンジしてみよー」


「余ったせんべいは俺にくれ!せんべいは日持ちするから一週間はそれで安心だ!」


「普通にご飯、ちゃんと食べなよ…」

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すみれ(プロフ) - テイル@パピコ同盟さん» コメントありがとう〜〜!こちらこそ返信遅くてごめんね。更新頑張ります!これからもよろしくね! (2020年7月11日 16時) (レス) id: 28009c6402 (このIDを非表示/違反報告)
テイル@パピコ同盟(プロフ) - 続編おめでとう!最近話せてなくてごめん!頑張ってね!これからも応援するよ! (2020年7月11日 6時) (レス) id: f918ed1ff0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すみれ | 作成日時:2020年7月10日 21時

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