28.集合 ページ28
"クロロが拐われた"
フランクリンからそう言われて頭が真っ白になった
「まさか、クロロが?」
フ「全員ホームに戻ってくるらしい。話も今後のこともそれからだそうだ」
「...鎖野郎」
まさかまだ襲ってくるなんて
しかも、クモのみんながいたのにクロロを捕まえるなんて...
そんなに鎖野郎は強いの?
ウボォーも、相性が悪かったとはいえそいつに...!
これ以上、みんなを失いたくない...!!
ホームの外では雷の音が大きく鳴っている
嫌な予感しかしない中待っているというのはとても不安だということを知る
ヒ「そんな怖い顔するなよ♤」
「...うるさい、黙ってて」
今私はあんたに構っている暇なんてないんだから
ヒ「怒りで周りが見えなくなる時ほどよーく目を凝らして見ないとね♡」
そんな私をお構いなしにヒソカは言葉を続ける
いつだってこの男は勝手だ。
「...」
つっかかってくるヒソカを無視して気持ちを落ちつかせようと深呼吸する
カタン
音が遠くで聞こえた。
フ「誰かいるな」
「調べる?」
フランクリンの頷きで私たちは音のした方へいく
ヒソカが先頭でそこへ向かう。
ヒソカがこの中で戦闘に向いてるし、それが妥当だろう。
フ「気をつけろよ」
ヒ「大丈夫♢」
私たちもヒソカのあとについていくとコトッと音がし、見ると子供がいた。
「子供...?」
その子供は私たちを見てそのまま窓から下へ降りて行ってしまった
私たちはそこから顔をだし去っていく子供を見る
「追う?」
フ「いや、誘いかも知れねえ、全員揃うのを待とう」
「そっか」
でもどうしてこんな状況のときに?
偶然?この前といい今回といい...子供になにか縁でもあるの?
この前の子供はヒソカの知り合いで、なら今回は?鎖野郎の仲間?
フ「お前らしくない、余計なことは考えんな。他の奴らが揃うまで待っとけばいいんだ」
フランクリンの大きな手が私の頭にのっかる
重たいけど、安心する手だった
「うん、ありがとう」
みんなが戻ってきたら、私たちはその時の最善を
ううん、みんなが無事でいられる方法を考えるしかないんだ
するとふと気付いた。
「あれ?ヒソカ」
ヒソカの顔を見るとさっき私が怪我をさせてしまった頰が綺麗になっていた
「...念で治癒させたのかな?」
まあみんなが戻ってきたら絶対に心配するだろうし、私のせいでもあるからわざわざ聞かないことにした。
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かるぴ(プロフ) - めっちゃ好きです...!続編の更新心待ちにしてます! (7月15日 23時) (レス) id: 33666e1c00 (このIDを非表示/違反報告)
キララ(プロフ) - おふとんさん» 更新いたしました!本当にコメント嬉しいですありがとうございます!! (2020年4月18日 1時) (レス) id: c93c578b7d (このIDを非表示/違反報告)
おふとん - すごく感動しました…!!ゆっくりで良いので更新がんばってください!!! (2020年3月13日 0時) (レス) id: 7e512559d0 (このIDを非表示/違反報告)
キララ(プロフ) - けーさん» コメント嬉しすぎです!ありがとうございます( ; ; )めちゃくちゃ好きだなんて、、感動です、、。伊之助好き同じなの嬉しいです!もう少し伊之助勉強してから作ろうかと思います!(笑) (2019年12月22日 23時) (レス) id: c93c578b7d (このIDを非表示/違反報告)
けー(プロフ) - この作品最近読み始めたのですが、すごく面白くて一気に読んじゃいました!めちゃくちゃすきです。もう少しで完結なのは少し寂しいですが、次の話も楽しみにしています!鬼滅の話も是非書いてください〜!私も伊之助大好きなのでうれしいです(o^^o) (2019年12月22日 1時) (レス) id: da4fc0faa7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キララ | 作成日時:2019年4月6日 22時