25.失恋 ページ25
「さよなら、か」
ク「ああ、少しさみしいが仕方あるまい。出会いがあれば、いつか別れはくるものだ」
「もう、現実主義だな...」
あれからクラピカが仲間と会う1時間位前まで話しこんだけど、さすがにもうお店を出ないといけない時間になって公園の近くを歩く
話したいことが特にあったわけじゃないけど
最後まで、少しでも長くクラピカと居たかった。
「またどこかで会えたらいいな」
笑ってクラピカに言う
笑っていないと、泣いてしまいそうだから
ク「...A」
「ん？な、え！え...!?」
ク「なんだ今の声は」
私の変な声に笑うクラピカ
けどそんな変な声も出てしまう。
だって私の名前を呼んだ後、クラピカが私を抱きしめたから
「そりゃ、急に！クラピカが抱きしめてくるから...!」
クラピカは笑うと突然真剣な口調になった
ク「これは...私の無責任な想いだ。だから、私の独り言として聞いてほしい」
「.....」
ク「あの日、偶然会ってカフェでAと話すようになって、楽しかったんだ。気持ちが安らいでる自分がいた」
抱きしめられていて顔は見えないけど、クラピカはいつになく饒舌だった
ク「私の全てを話してAにも付いてきて欲しかった。けどそれは私のエゴだ。君には、君の人生がある。私がそれを奪ってしまっていいものか、と。」
...全てを話してってどういうこと？
クラピカは、私に秘密にしていることがあるの？
なんて、クラピカに秘密のある私が言えることじゃないか
ク「好きだと想いを伝えられた時、私も好きだと思った。私のわがままで返事は出来なかったが、Aの想いが迷惑だなんてことはありえない」
涙がでそうだった。
私の想いが迷惑じゃない、そういうクラピカの声は微かに震えていたから。
ク「もしかしたら、Aと会うことがあるかもしれない。でもきっと、その時私は...Aと共にいる事を選べないだろう」
ク「結局自分のことしか考えられない私を、許してくれなんて言わない。むしろ忘れてくれ、と思う。なんて、それこそおこがましい願いだな」
「クラピカ...?私、あなたになら...!!」
"クラピカになら傷つけられてもいい"
ク「そんな事を言うな。A、君なら大丈夫。1人でだって歩いていける」
ク「もし、私が目的を果たすことができて。全てを話しても君が受け入れてくれるなら、その時は...」
そこまでいうとクラピカの言葉がとまった
「クラピカ...？」
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かるぴ(プロフ) - めっちゃ好きです...！続編の更新心待ちにしてます！ (7月15日 23時) (
レス) id: 33666e1c00 (このIDを非表示/違反報告)
キララ(プロフ) - おふとんさん» 更新いたしました！本当にコメント嬉しいですありがとうございます！！ (2020年4月18日 1時) (レス) id: c93c578b7d (このIDを非表示/違反報告)
おふとん - すごく感動しました…！！ゆっくりで良いので更新がんばってください！！！ (2020年3月13日 0時) (レス) id: 7e512559d0 (このIDを非表示/違反報告)
キララ(プロフ) - けーさん» コメント嬉しすぎです！ありがとうございます（ ; ; ）めちゃくちゃ好きだなんて、、感動です、、。伊之助好き同じなの嬉しいです！もう少し伊之助勉強してから作ろうかと思います！（笑） (2019年12月22日 23時) (レス) id: c93c578b7d (このIDを非表示/違反報告)
けー(プロフ) - この作品最近読み始めたのですが、すごく面白くて一気に読んじゃいました！めちゃくちゃすきです。もう少しで完結なのは少し寂しいですが、次の話も楽しみにしています！鬼滅の話も是非書いてください〜！私も伊之助大好きなのでうれしいです(o^^o) (2019年12月22日 1時) (レス) id: da4fc0faa7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キララ | 作成日時：2019年4月6日 22時
