21.告白 ページ21
ク「...それは、約束できない。いつ死ぬかわからない、それに...会うのも今日で最後にしようと思っていたんだ」
「......？どうして？」
ク「いや...Aは、どうして私と会ってくれるんだ？」
「え、ど、うしてって...」
"あなたに惹かれてるから..."
なんて、そんなこと言えるはずもなくその言葉を呑み込む
ク「いや、仕事上疑い深くなっているみたいだ。非礼をわびよう、すまない。忘れてくれ」
もしかして、クラピカは私が自分からなにか探り出そうとしていると思ったのかな？
でも、なにも言わなくてクラピカに誤解されるくらいなら
「クラピカのことが好きだから、だよ」
正直に言おう、自分の気持ちを
声が震えてるのがわかる。
握った手が汗ばんでいる気がする
クラピカの顔が、見れない
ク「...A」
「....は、はい」
ああ、だめだ。
こんな事が言いたいんじゃなかったのに...
完全に流れで言ってしまった..
クラピカだって、迷惑だよね。こんなの
「い！今のはさ！」
ク「いつ死ぬか分からない身だ。ずっと一緒にいられる保証などどこにもない」
「...え？」
ク「私はある物を探していて、探してる奴らもいる」
「...うん」
ク「A、正直に答えて欲しい。幻影旅団と関わりがあるんじゃないのか？」
突然のクラピカの質問に心臓が嫌な音をたてる
どうしてそんな事聞くの？
なんでそんなこと思ったの？
頭の中では浮かんでいるのに口に出そうとすると声が、でない。
ク「いや、なんでもない。情報屋だから何か知っているかと思ってな」
「どうして、知りたいの？」
やっとでた言葉にクラピカは少しも考えるそぶりを見せずに答える
ク「旅団は死んだとされてるが、私はそうは思わない。からとでも言っておこうか」
「...そ、そっか。そうだよね、でも相手はゾルディック家だったんでしょ？」
クラピカの質問に肯定も否定もできずに罪悪感が生まれる
ク「私の目的のために、Aを巻き込むわけにはいかない。だから、もう会わないと決めたんだ」
"勝手で、すまない"
そういってクラピカは両手を強く握っていた
ふと、その仕草に違和感を感じた
でも、その違和感が何かは分からなかった。
「ううん、クラピカが決めたことなら私は何も...」
言うわけない、いや。言えるわけないんだ
そんな辛い顔をしてるクラピカに言えることなんて...
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かるぴ(プロフ) - めっちゃ好きです...！続編の更新心待ちにしてます！ (7月15日 23時) (
レス) id: 33666e1c00 (このIDを非表示/違反報告)
キララ(プロフ) - おふとんさん» 更新いたしました！本当にコメント嬉しいですありがとうございます！！ (2020年4月18日 1時) (レス) id: c93c578b7d (このIDを非表示/違反報告)
おふとん - すごく感動しました…！！ゆっくりで良いので更新がんばってください！！！ (2020年3月13日 0時) (レス) id: 7e512559d0 (このIDを非表示/違反報告)
キララ(プロフ) - けーさん» コメント嬉しすぎです！ありがとうございます（ ; ; ）めちゃくちゃ好きだなんて、、感動です、、。伊之助好き同じなの嬉しいです！もう少し伊之助勉強してから作ろうかと思います！（笑） (2019年12月22日 23時) (レス) id: c93c578b7d (このIDを非表示/違反報告)
けー(プロフ) - この作品最近読み始めたのですが、すごく面白くて一気に読んじゃいました！めちゃくちゃすきです。もう少しで完結なのは少し寂しいですが、次の話も楽しみにしています！鬼滅の話も是非書いてください〜！私も伊之助大好きなのでうれしいです(o^^o) (2019年12月22日 1時) (レス) id: da4fc0faa7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キララ | 作成日時：2019年4月6日 22時
