5.詮索 ページ5
約束した日、待ち合わせしていたホテルのラウンジに行くと既に彼はそこに居た
「遅れてごめんなさい！待ちましたか？」
約束の時間より少し早めには来たものの、さらに早くクラピカさんは来ていたようだった
ク「いえ、それよりもありがとうございます。これハンカチです。先日はどうも」
そう言って差し出されたハンカチはあの日と同じように綺麗だった
「わざわざありがとうございます。これを渡すために休みの日に...」
本当に返してくれるなんて、律儀な人なんだな...
ク「あ、いえ...それだけではないんです。あなたと話がしたかったんです。私が、個人的に」
「え？あ、そう...なんですか」
クラピカさんの言葉に驚いてしまった
だって、こんな綺麗な人が私と話したかったからわざわざ時間まで作って、なんて...
「私も、お話したいなと思ってました！」
つい大きな声が出てしまい、周りを見渡す
よかった、思ったよりこっちを見てる人は少ない
嬉しさをと恥ずかしさ隠すようにクラピカさんのほうを見る
クラピカさんは笑いをこらえている顔をしていた
そこで気づく、彼の目の色が人工的なものだということに。
「カラーコンタクトをされてるんですか？」
ふと、気になって聞いてみた。
オシャレ、をする感じではないし何か事情があるのかもしれないと聞いた後に思った
ク「仕事上、つけていた方が都合がいいんですよ」
「そういえば、お仕事は何をされてるんですか？」
ク「雇い主のボディーガードのようなものです」
「危険なお仕事ですね、来月に行われる競売にも行くんですか？」
そう、これが1番の聞きたかったこと
クラピカさんは私をじっと見つめる。
ク「何故、そんなことを？」
「あっ！言いたくないならいいんです！ただ、興味本位で聞いたので...!」
まずい、変に警戒されてしまっても困る
話題を、話題を..
「あ、でも！競売って私行ったことないんですけど、すごくたくさんの高価なものが出されるらしいですね」
ク「...ヨークシンの競売は世界的にも有名なオークションですからね」
よかった、なんとか話題を変えることができたみたいだ
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かるぴ(プロフ) - めっちゃ好きです...！続編の更新心待ちにしてます！ (7月15日 23時) (
レス) id: 33666e1c00 (このIDを非表示/違反報告)
キララ(プロフ) - おふとんさん» 更新いたしました！本当にコメント嬉しいですありがとうございます！！ (2020年4月18日 1時) (レス) id: c93c578b7d (このIDを非表示/違反報告)
おふとん - すごく感動しました…！！ゆっくりで良いので更新がんばってください！！！ (2020年3月13日 0時) (レス) id: 7e512559d0 (このIDを非表示/違反報告)
キララ(プロフ) - けーさん» コメント嬉しすぎです！ありがとうございます（ ; ; ）めちゃくちゃ好きだなんて、、感動です、、。伊之助好き同じなの嬉しいです！もう少し伊之助勉強してから作ろうかと思います！（笑） (2019年12月22日 23時) (レス) id: c93c578b7d (このIDを非表示/違反報告)
けー(プロフ) - この作品最近読み始めたのですが、すごく面白くて一気に読んじゃいました！めちゃくちゃすきです。もう少しで完結なのは少し寂しいですが、次の話も楽しみにしています！鬼滅の話も是非書いてください〜！私も伊之助大好きなのでうれしいです(o^^o) (2019年12月22日 1時) (レス) id: da4fc0faa7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キララ | 作成日時：2019年4月6日 22時
